役職者「なりたくない」8割

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• 島崎 里史

  日系老舗コンサルティングファーム シニアコンサルタント

  ・2021年09月27日

  一昔前は既存業務の拡大にコミットすれば良く、溜め込まれたノウハウで「やらせる」のが管理職の仕事で平社員より楽になるうえ、報酬が上がったからなりたい人が多かった。今は仕事の質が変わり、経験のない問題を解決することにコミットしないといけないので、業務は一般的には楽にならず、難易度が上がっている。その割に報酬は会社自体はさほど儲かってないからさほど上がらず、労働の対価に対して報酬をもらえてないという風景に見えるのでは。
  もはや管理ルールだけが存在して、問題解決と進捗管理と職場管理の担当者がいれば良いのかもしれない。単なる役割なので報酬は同じ、管理ルールを作る人だけが管理職という位置付けになればまた風景が変わるのかも。