電気料金、昼に安く 太陽光活用へ変動制義務化案
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変動料金制プランはJPEX卸電力取引所での取引を前提することになるはずだが、そのJPEXの設計に不備があって年初の価格異常高騰(通常価格の20倍以上)が起きている。
顧客にそのまま請求できるはずもなく、新電力は経営難に。その体力なく顧客に請求した電力会社は解約の嵐。変動料金プランを義務化するなら、JPEXの制度設計の見直しが絶対条件です。
ちなみに、昼間が安いのは、春秋など一時期だけで、真夏や冬はむしろ高い。
変動料金プランの恩恵を受けるには、日々30分単位で変わる取引価格に対して需要家側での電力使用量をコンロールできる体制が必要。自由化した電力小売り事業で「義務化」というのも変な話ですが、それより、これは市場の取引価格と連動することになると思われるので、価格スパイクが起こった時にどうするのでしょうか。
この前の冬、LNG不足などが重なり、市場価格連動のメニューの顧客がすごい電気代(テキサス州と比較すればまだまだ可愛いもの?ですが)になったりしたことは記憶に新しいのですが。この点に触れていないので、記事としてはずいぶん不完全。
ちなみに今世界的に天然ガスの取り合いになっており、欧州の電力会社は石炭の買い占めに走っていると報道されているくらいです。燃料バッファの小さい(欧州はパイプラインで持ってきて、地下タンクに天然ガスの在庫をもてるので、LNGで持たなきゃいけない日本と在庫量が一桁違います)来冬どうなるか。。。ダイナミックプライシング(変動料金制)が、いろんなところで導入されはじめていますね。
これもAIやDXによる効率向上の成果の一つかなと思います。刻々変わる気象データや刻々変わる電力需要に対応して細かく変動する料金設定するなど、人力の手計算では大変ですし…。
電気は大規模な蓄電ができないので、供給量がコントロールがあまり効かず、それに対して需要をコントロールしたい、合わせれば、効率的になるダイナミックプライシングは、需要側に経済的インセンティブを働かせることができ、ロスを少なく出来ます。つまりエコです。
簡単に言えば『安い時間帯に使おう』というインセンティブが需要側に働きやすくなりますので、需要側が供給側の事情に合わせてくれやすくなります。
今までは夜間電力が安かったのですが、太陽光は当たり前ですが、太陽が出てる昼間に多く生産されるから、昼間が安くなるとは良いですね。
夏の冷房ピークや、冬の暖房ピークはどうしても人が活動する昼間に電力供給が逼迫しがちでしたので。
ダイナミックプライシング活用の最近の事例としては、
他には、JR東日本がこの夏、ダイナミックプライシング検討を発表したり、
https://raillab.jp/news/article/21768
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンがダイナミックプライシング導入したり、ですね。^ ^
https://www.yamatogokoro.jp/report/43676/