2021/9/28
【荻田泰永】命をかけて北極を歩く「冒険家」の人生観
日本で最も、北極に魅せられた男。
冒険家の荻田泰永氏はこれまで、北極を16回訪れている。初めて北極を訪れたのは、約20年前の2000年。大学を中退し、初めての海外で北極を選んだ。それから毎年のように足を運び続けている。
荻田氏が北極で探し続けるものは、何か。なぜ冒険を続けるのか。半生を全7回でお届けする。
冒険家の荻田泰永氏はこれまで、北極を16回訪れている。初めて北極を訪れたのは、約20年前の2000年。大学を中退し、初めての海外で北極を選んだ。それから毎年のように足を運び続けている。
荻田氏が北極で探し続けるものは、何か。なぜ冒険を続けるのか。半生を全7回でお届けする。
INDEX
- だから僕は「北極」を歩き続ける
- 北極と「事故った」日
- 初の海外が「北極冒険」
だから僕は「北極」を歩き続ける
今から2000年4月、僕は北極にいました。初めての海外旅行、大学を中退してから導かれるようにして訪れた北極が、冒険家としての第一歩になりました。
それから毎年のように北極を訪れ、これまで16回、主に単独徒歩での北極行を経験しています。
そんな自己紹介を聞くと、さぞかし北極が好きな男なのかと思われるかもしれません。
しかし、「好きになるぞ」と決意したことはなく、北極との出会いは突然始まって燃え上がる恋のようなものでした。
それはある意味、「事故」のようなものだったのかもしれません。
僕が北極を好きな理由は、「確かに生きている」感覚を得られるからです。
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この連載について
ビジネスや働き方が多様化し、正解がない時代に、自分を信じて一心に仕事をする人たちがいる。そこにあるのは独自の「哲学」だ。仕事人のヒストリーをたどり、道標となった哲学を浮き彫りにしていく。
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