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高市氏がかなり伸びて岸田氏を追い越しているのではないかという「ネット世論」がありましたが、実態はそういうことはなく、岸田氏と高市氏の差は前週比で縮まらなかった、という結果でした。ちなみに、共同通信の同じ党員向け調査でも同様の結果(岸田氏が伸ばしている)でした。
順当にいけば、1回目は①河野、②岸田。
ただし、河野さんは党員票で5割を大きくこえていないと、決選投票では岸田さんに高市さん支持の票が乗ってくるので逆転されますね。

1回目で「①河野、②高市」も可能性がないわけではない。
ただし、この場合の決選投票は微妙。岸田さんを支持する議員は宏池会を中心とした自民党リベラル派なので、2回目は河野さんに入れる人も多い。
この場合は河野さん、高市さんの両方に可能性があります。

まとめますと…
1回目で「1位:河野、2位:岸田」のケース
⇒ほぼ岸田さん

1回目で「1位:河野、2位:高市」のケース
⇒河野さん、高市さん両方に可能性ある。

競馬の予想みたいで面白い。
決選投票という仕組みを考慮に入れた戦い、と言えばそうなんだろうけど、普通に考えれば決選投票とその前で一票の重みが違うという仕組みの理由がきちんと理解できない。自民党のローカルルールが国の明暗決めると言うことを自覚して、納得感あるルール決めして欲しいな。
本当に久しぶりのガチンコ勝負の権力闘争です。
決選投票で一票を投じる国会議員も、直後の総選挙でその判断の是非を国民から直接問われるという立場に置かれる訳で、その行動はごまかしが効かない。彼らは、その政治生命をかけて、必死に民意はどこにあるかを探すに違いない。
その意味で今回選ばれる自民党の総裁こそ、ある意味で、「直接選挙」によって選ばれるリーダーに近い存在になるのではないか?
そこから生まれるリーダーシップに期待したいと思います。
恐らく一回目の投票で2位だった候補者が総理になれば、国民世論を反映しないとかたたくメディアが出てくることが予想されます。
しかし、少なくとも経済面から見れば、雇用を500万人以上増やしたアベノミクスは一回目投票で2位だった安倍首相誕生なかりせばありえなかったと思います。
このまま行くと1位河野、2位岸田の決選投票で、大派閥が担ぐ岸田の勝利が順当。河野さんが勝つためには一発過半数は無理っぽいので何とか高市さんを2位にしたい。そのためには多くの自分支持の議員票を高市さんに回すのが良い。ただ河野さんはそんな暗躍は苦手そうw

なので、ここで気になるのが二階さんの動き。二階派がまとまって高市さんに投票して、2位に持っていった上で、決選投票で河野さんに鞍替え。これができるとキングメーカーの面目躍如。ただ二階さんがそこまでやる気力が残ってるかな。息子への地盤禅譲か参議院のポジションで手打ちをしてる気もする。

各番組での4者討論も割と踏み込んだ議論になってるし、これまでに無いくらいの面白い党首選にはなってますね!さて結果はどうなるか
決戦投票が確実だとすると、高市、野田票がどちらに流れるか。総裁選投票は無記名なので、ギリギリの勝負になると本当にわからない
まあ、これで河野総裁の目はなくなったね
もし仮に河野さんが1位なのに決選投票で負けたら「自民総裁になったのに総理大臣になれなかった」父・河野洋平さんの無念と重なりそう。
党員票では河野さんの圧勝だが、議員票では岸田さんが優勢というのが・・・
決選投票になれば議員票だけで決着するから岸田さんが勝つ?

議員は自分の選挙区の党員が誰に投票したかを考えないのだろうか?
党員は自分の1票を汲み取らない議員について何も思わないのだろうか?

これで民主主義とはちゃんちゃらおかしい。