シャオミ発表のスマートグラス。10年前のGoogle Glassからどう進化?
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ホロレンズを使用している感想としては、半透明のホログラムは屋外での使用はそれなりに難しく、
明確に利益に結びつく産業用はともかくとして、日常生活に溶けこませるのはまだまだ課題があるように思います。
忘れてはいけないのは、
iPhoneは音楽プレーヤーと携帯電話が十分普及してから誕生したもので、
アップルウォッチは時計のスマート化
airpodsはイヤホン
どれも元々、身に付けるのが自然だったものに付加価値をつけていったもので、しかも、元々の機能を阻害しているわけではない、という点です。
メガネは、視力の矯正で身に付けるものですが、誰もが身に付けるものではありませんし、
映像を日常生活に溶けこませるのはそれなりに大変です。
まずはホロレンズのような産業用途
VRではオキュラスのようなゲームとオフィスからスタートで、
日常生活にarグラスが入り込むとすれば、
・iPhoneの拡張ディスプレイ
・道案内
・通知
などとして使えるかもしれませんが
今回のシャオミのコンセプトに加えて、iPhoneのエコシステムを最大限に活用できる点がアップルの強みですが
誰もが欲しがるかと言われれば微妙なところでしょう。
とはいえ、最初にアップルウォッチを買った時、多くの人に「何の役に立つの?」と言われたことを考えると、どうなるかは分からないようにも思います。
ちなみに、オキュラスクエストとホロレンズを比べた感想としては、
ARデバイスも、産業用途では、外部映像をカメラで取り込む形に進化して、薄型のvrゴーグルになるように思います。
サイクロプスみたいな外見でしょうか。
やはり、遮蔽型でなければ、満足のいく映像合成はできません。
遮蔽型であれば、看板を翻訳したり、書くべき模範のイラストを表示したりと様々な使い方ができると思いますし、価格的にもかなり抑えられるのではないでしょうか。多くの企業がスマートグラスの販売に苦心していることからすると、特定のユーザーに特化したハードやソフトを販売する必要があるかもしれませんね。
例えば受験生向けのスマートグラスを提供し、居眠りを検知して振動させたり、目線の動きから集中度合いを計測して休憩を促したりするサービスを提供して指示を獲得し、徐々にマーケットを広げていく戦略が考えられます。
ただ、大衆の多くから指示を得る製品を世に出してきたappleやシャオミの戦略とは異なるため、スタートアップが採るべき戦略かもしれませんが。スマートグラスはまだまだ試行錯誤の段階かとは思いますが、重要なことはそれで何が出来るか、という点。もちろんゲーム性のあることやガイド的な観点は有効でしょうし、ポストスマホ的な使い方もあるかと思います。
プロダクトが多数出てくる中で一般ユーザーが多数利用すればユースケースも自ずと増えるだろうと考えると、今はまだまだその過渡期なのかと。