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「英国は外国人労働者に依存しなければ経済が回らない国です。これはトランプ大統領がメキシコ国境に壁をつくろうとした米国にもいえることだし、日本を含む全ての先進国にいえることです。」
という塩崎さんのコメントをpick。
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ブレグジットが支持を集めたのは、「EUのせいで移民労働者が英国に入ってくる、そして英国人の雇用や社会保障が侵害される」という主張が広く支持されたからでもあります。
 この主張は、あまり根拠となるデータを十分に持ってはいませんでした。EUに入っていようと離脱しようと、英国は外国人労働者に依存しなければ経済が回らない国です。これはトランプ大統領がメキシコ国境に壁をつくろうとした米国にもいえることだし、日本を含む全ての先進国にいえることです。
 英国で起きている「サプライチェーン危機」は、ブレグジットのせいだけではなく、コロナ禍による世界各地でのサプライチェーンの寸断、入国管理の制限、も大きな理由ではあるでしょう。外国人労働者の不足がそれに輪をかけていることも確かで、スーパーでもガソリンスタンドでも商品が慢性的に不足していく、という結果になっています。農業畜産業も外国人労働者に依存しているので、生産にも影響が出てきています。

Supply chain crisis: Tories poised to U-turn on foreign worker visas
https://www.theguardian.com/business/2021/sep/24/supply-chain-crisis-tories-poised-turn-foreign-worker-visas
具体的に言うと、本土と北アイルランド間の物流につき、英国が一方的に通関措置免除を延長しており、EUの意思一つで、いきなり貿易が急減するリスクを英国は抱えています。

ジョンソン政権はインド太平洋諸国との外交に注力していますが、EUとの間に抱える時限爆弾については、ご都合主義に終始しており、言わば駄々をこねているだけです。

景気もその実減速しており、一方で物価上昇は加速。スタグフレーション懸念がある中で、EUとの貿易が急減した場合、インフレはさらに加速します。物流停滞を緩和させる予防措置という意味合いが強いはずです。
9月18日の下記記事にコメントした通り。コロナ禍の影響でEUからの輸入品への税関管理を延期し続けざるを得ない状況が続いているにも関わらず、コロナ禍の中で離れていったヨーロッパのトラック運転士たちの多くが英国に戻って来ないのだ。

https://newspicks.com/news/6198522?ref=user_2383727
これはロンドンで生活していて目に見えて問題になってきていて、ガソリンが残り少ないからバスに乗る様にしているという知人も出てきているし、夕方頃にはディーゼルは無いという表示を出しているガソリンスタンドも増えている
高齢者社会における労働力不足…対岸の火事ではありません、日本も、すぐこの状況に陥ります。

※個人的な見解であり、所属する会社、組織とは全く関係ありません
外国人労働者を奴隷扱いするのと何が違うの?