恒大危機、中国政府の動向に注目=「第二、第三」も懸念―欧米投資家
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投資家向けのニュースとしてはそうなるんでしょうが、今回の話は財務諸表を見ればわかりますが仕掛かりがいつまでも減らないことが問題です。もちろん、投資のための調達による利率と、金融債権問題もありますが、既にヘアカットされて実質10%程度になっています。
大損する投資家はいるでしょうが、それは投資の問題です。まして、不動産投資なんてお金が余ってるからやるわけで、それだけ市場にお金が出回って格差がついてるのに余剰額があることの証左にすぎません。どうせ不動産になって回らないお金が吹き飛ぶだけなので、投資家影響しかありません。
一方で仕掛かり過多、事業影響は広大が利用している下請けにも波及します。既に一部の仕掛かりについて支払いが滞る、支払いのための預金口座を抑えられるなどしており、こちらは市場で動くはずのお金が出回らない状況になっており、影響はかなり出るでしょう。
日銀の黒田さんもおっしゃってますが、上記のことから見ても、あくまでも中国広大の事業上の問題にとどまるでしょうね。
中国当局がどこまで支援するか、という判断も、上記をもとに考えれば債権についてはあまり積極的ではなく、仕掛かりの完成と売却(か、地方自治体に押し付けるとか)に向けてお金とリソースを割り当てて、回るべき資産を回るようにすることに手を入れていくのではないでしょうか。
ま、なんにせよ、日本は騒ぎすぎですね。
リーマンショックとは、まったく図式が違います。