米司法省 ファーウェイ副会長の中国帰国を容認 司法取引で合意
NHKニュース
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数年前に逮捕された時は10通以上の偽名を含むパスポートを所持していたと報道されました。あえて例えるなら、経団連副会長パナソニック副会長というような地位の人がです。もし米国に送還されたら、司法取引では、どんなスパイ行為をどこからの指示で行ったのか、他に偽名のパスポートを持つ大物中国人の暴露、などが想定されていました。しかし、この程度で済んだということは、米中関係が改善に向け大きく動いているということでしょうね。金融市場では年内の対面での米中首脳会談開催と相互の関税引き下げは取り沙汰られています。米中関係は日中関係の鏡です。中国による日本たたき再開のリスクを見ているのが得策だと思います。
注目のコメント
かなり歴史的にエポックな出来事と捉えるべきでしょう。つまりはトランプ政権下で硬化した米中経済テック冷戦の軟化交渉が水面下で進んでいるのでしょう。ただしそれが吉と出るか凶と出るかは予断を許しません。
中国がカナダ人のマイケルさん(2名)を拘束していたことで、さすがにこの状態を続けるわけにはいかなくなったというところか。米中対立はこうしたTit-for-tatが有効ということを中国が学習すると、ちょっとややこしいことになりそう。
早速中国側は拘束していたカナダ人2人を釈放し、帰国の徒につきました。いわば人質外交といえる取引です。中国での邦人拘束が相次ぐ日本も対応を考える必要があります。