みずほのシステム「金融庁が管理」報道を否定 改善命令で麻生金融相
朝日新聞デジタル
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注目のコメント
これはまさに報道の問題。
業務改善命令は出されて、その内容は異例に突っ込んだ強いものであったけれども、金融庁がシステム管理するものでは全くない。金融庁にそんな実務能力ないし、国家機構が民間のシステム管理主体になるなんてともかくおかしい。にも拘らず「国が管理」という報道がなされて違和感満載であった。
(一部のだが)報道機関反省して正しい報道をしてください。>一方、継続している金融庁の検査については「ガバナンス(企業統治)をしっかりと検証していきたい」と指摘。
違います。コーポレート・ガバナンスの問題じゃないんです。
内部統制の問題なんです。
金融庁が発行している、内部統制基準と内部統制実施基準をよく読みましょう。
もしコーポレート・ガバナンスを検証するというなら、それは親会社である(株)みずほFGが、子会社である(株)みずほ銀行を株主としての権限を使って監督することを検証するという話になります。
内部統制の検証ならば、(株)みずほ銀行内のITにかかる全社的な内部統制、IT全般統制を検証するという話になります。
ガバナンスと内部統制の使い分け、日本ってみんな間違えているよね。日本のマスコミはお白洲に侍る民を大岡越前に裁いてもらう図式がほんと大好き。
金融庁様のお通りだ、という記事に仕立てると扱いが大きくなるからこう書く。警察・検察に対する姿勢も同じ。
根っこに官尊民卑の国民性がある。日経の記事をもう一度読み返してみるとそれがよくわかる。役人をアンパンマンかなにかと思って記事を書いている。
メガ銀の巨大システムを主体性をもって管理する能力もその意志も役人にあろうはずがないのは素人でも想像できるはず。