2021/9/25
【豊田真由子】誰も知らない「派閥」のはなし
4人の候補による選挙戦が続く自民党総裁選。
今回の総裁選では各候補者の政策や人柄に加えて自民党の「派閥」のあり方が論点となっている。
日本の次のリーダーを決める選挙が、ベテラン、大物議員たちの意向に大きく左右されてしまっていいのか、という問題だ。
自民党の若手議員たちはこうした派閥の拘束に反発し、総裁選は多くの派閥で「自主投票」の様相を呈している。
では、そもそも派閥とは何のために存在するのか。派閥の存在は本当に「悪」なのか。
NewsPicks編集部は2012年から5年間にわたって衆議院議員を務めた豊田真由子氏を直撃。
ふだんのニュースからは見えてこない永田町の「深層」を見ていこう。
INDEX
- 単純な「対立構造」ではない
- 「勝ち馬」かが最大の判断基準
- 派閥は決して「一枚岩」ではない
- 自民党の敵は自民党
- 「派閥」はなぜ、必要か
- 派閥は本当に「悪」なのか
- 国家のリーダーに必要な「資質」