2021/9/27

【超実践】年間100冊の本を読む方法

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この記事は、Quartzによる会員向けニュースレター「How to(ハウ・ツー)」から一記事の翻訳です。

脱・スマホのスクロールへ

2007年、ジョージ・W・ブッシュ米大統領(当時)が前年に読んだ本のリストが話題になった。
それを見て、私はムカついたものだ。
現職大統領のほうが、大学院生(しかも英文学)の私よりもたくさんの本を読んでいたのだから。そこで私は、もっと本を読んでやると決意して、記録をつけ始めた。
何冊読んだか気にするようになっただけで、1年間の読書数は20冊から30冊へと伸びた。2015年には40冊を目標にするまでになり(ただし達成できなかった)、どうすれば日々もっと本を読む時間や方法を捻出できるかを積極的に考えるようになった。
この年は、読書SNS「Goodreads(グッドリーズ)」に記録した読書数が伸びるほど、メンタル面のウェルビーイングも急上昇した。本を読むとストレスが低下しもっと人に共感でき、認知力の低下を抑えられるだけでなく、なんとなく(しかし延々と)スマホをスクロールする癖を止められるのだ。
INDEX
  • 脱・スマホのスクロールへ
  • ①100冊は数字に過ぎない
  • ②「読む時間」の作り方
  • ③読書の仕方は1つじゃない
  • ④ディープな本棚をつくる
  • ⑤今こそ読み直したい4冊
  • おまけ(読書と寿命)

①100冊は数字に過ぎない

100冊といっても、あまりイメージがわかない人もいるかもしれない。