クレカ保有率は東南アジアでワースト2位──“後払い”が切り拓く、ベトナムの金融サービスの未来
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BNPL(Buy Now, Pay Later)は無利子で分割払いができるサービスとして注目が集まっています(先日のPaypalによるPaidyの買収など)。主な収入源は加盟店の手数料dw、短期の分割払いは無利子ですが長期は有利子なケースも多いです。
またクレジットカードの利息が高い所に目をつけた事業が増えています(ブラジルのNubankなど) https://36kr.jp/149698/
消費者金融は基本的に金利が高く設定されるのでこの様なサービスはこれまでクレジットカードに手が届かなかった層に普及しそうです。途上国において金融包摂を進める上でもソリューションの一翼を担っていきそうです。
与信の観点では履歴をタイムリーに反映したクレジットモデルが重要となるますが本件では過去の失敗時などからのデータの蓄積もあるのでしょう。今後の業務拡大はテストされた良質なクレジットモデルを持つ企業の買収という手法がメジャーになるのではないでしょうか。ベトナムの銀行口座保有率が40%。10年前は20%台だった記憶があるので、ずいぶん増えた印象です。クレジットカードの普及が低い理由として、使うのが怖いという理由が触れられており、同様の理由はずっと前のマレーシアでも聞かれました。近隣国の発展を学び、昔とは異なる変数としてテクノロジーや新サービスを考慮することで、後発国で起こることが一定程度予測ができそうです。
「先進国ではクレジットカードの保有率が非常に高く、例えば日本では2020年時点で87%、アメリカでは79%という数字を記録」
欧州では一部の国を除けば4割5割の国が多いんですけどね。取引もデビットカード主流。この辺りは地域性もあります。