自民党総裁選、高市氏の政策が「世界標準」で現実的だと言える理由 - DOL特別レポート
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注目のコメント
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次に出馬表明をしたのは高市候補。その政策は体系的かつ詳細にわたる。中心軸となっているのが、大規模な財政支出である。これまでであれば、とにかく財政再建が叫ばれ、むしろ「無駄の排除」と称した歳出削減が主軸であった。機動的な財政政策を2本目の矢としたアベノミクスでさえ、比較的規模の大きな財政支出を行ったのは初年度のみ。高市候補はその反省を踏まえてということなのだろうが、アベノミクスを超える点が2つある。一つは物価安定目標、すなわちインフレ率の目標である2%が達成されるまでは、「金科玉条」であったプライマリーバランス(PB)黒字化目標を凍結するとしたこと。達成時期が延期されることはあったが、凍結としたのはこれが初めてであり、極めて画期的である。
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