トヨタ社長、自民党総裁選にレーシングスーツ姿で注文したことは?今の日本は「真面目に働いている国民や企業が報われない」
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企業のリーダーは従業員や関係先を企業ビジョンやパーパスで動かす役割を果たさなければならない。ビジョナリーリーダーシップ。
与党及び政府のリーダーとなる総理総裁は、全ての国民や関係先を国家ビジョンやパーパスで動かす役割を持つ。
政府(国)のパーパス、存在意義は何か?
豊田社長は的確な定義をされている。
政府のパーパスは、
・真面目に働いている国民が
・『今日より明日はきっとよくなる』と思える。
「真面目に働く」ことにより「明日への希望や期待を持てる」ということ。
つまり、「小さい政府か大きい政府か」や「リベラルかパターナルか」と言う内部思考の単純マトリクスで比較検討する以前に、こうした存在意義をどれだけ意識しているか、それを具体的な要素にどれだけ展開しているかである。
特にコロナの危機管理は国民一人ひとりの理解と協力、協働を必要とすることから、そうした先の未来への希望を持てるようなリーダーシップの発揮が求められる。
また、定期的に世論調査では、未来への希望期待感を測定することを組み込んでもらいたい。
注目のコメント
ホントこれ。今は格差ばかりがクローズアップされて、格差縮小は頑張った人からの搾取で行われている。本当のセーフティネットは憲法25条で保証されているのは分かるけど、必要な努力もしていない人間まで保護されるのは絶対に納得がいかない。この点、日本の野党は弱者救済に偏りすぎ。頑張ったら頑張っただけ報われる、という普通の社会の実現を次のリーダーにはお願いしたい。
「真面目に働いている国民が『今日より明日はきっと良くなる』。そう思える国にしてください。それに尽きると思っています」という言葉は、苦しむ国民サイドに立って発言していただき、豊田章男社長は素晴らしいリーダーだと思いました。
豊田社長の中では、ドイツでBMWやアウディが水素自動車に注目し力を入れ始める中、、国が「脱炭素」方針の中でEVを偏重し、トヨタが世界に誇る燃料電池車を支援しないことに対する不満もあるのかもしれません。
すべてEVしか売れなくなってしまったら、自動車メーカー本体ばかりでなく、自動車業界を構成している部品メーカーからディーラー網を含め、大量の失業を生み出すことを考えていない政治家への不満が現れたのかもしれないですね。良く言ってくれました。裾野産業含めて実質的日本最大の雇用主トップの発言は重いし、自分の役割・影響力をよく認識しています。
「我々国民というか、現実は何も変わっていない」「『正解が分からない世界なんだ』ということは、国民みんな知っていると思う」「真面目に働いている国民が『今日より明日はきっとよくなる』。そう思える国にしてください。」
その通りです。国家のパーパスですね。自民党総裁はまあ自動的に総理大臣なわけで、国家機構のリーダーは、リーダーシップの基本をきちんと守って国家経営を行って頂きたい。