[ベンガルール 23日 ロイター] - ソフトバンクグループが出資するインドのホテル予約サービス新興企業オヨ・ホテルズ・アンド・ルームズは来週、新規株式公開(IPO)を申請し、約10億ドルを調達する見通しだ。関係筋が23日、ロイターに明らかにした。

インドの金融都市ムンバイの市場への上場を目指しており、仮条件に基づくIPOの規模は10億─12億ドルという。また、IPOは新株の発行と既存株主による売り出しで構成される。

オヨは現時点でコメント要請に応じていない。

オヨはソフトバンクGが46%出資。新型コロナウイルスの感染拡大で、レイオフやコスト削減、損失計上を余儀なくされている。

米マイクロソフトは8月、オヨに500万ドルを投資した。

関係筋によると、IPOではコタク・マヒンドラ・キャピタル、JPモルガン、シティがアドバイザーを務める。