米、途上国の接種支援に4百億円 コロナサミットで表明
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先進国ではすでに3回目接種に入り、イスラエルのように4回目接種の準備に向かう国もありますが、他方でアフリカの接種率はまだ3%といった状態です。自国民の安全を守り安心を提供することは最重要事項ですが、途上国の感染症対策を進めることも、回り回って自国の安全につながります。もちろん、途上国で積極的なワクチン外交を進める中国を意識したアクションだという側面も忘れてはなりませんが。
(参考)
「アフリカの接種率3%」の現実 自国のワクチンだけを見ていては国益を損ねる
https://newspicks.com/news/6192565
https://newspicks.com/news/6192565?ref=user_3468023バイデン政権がトランプ政権の「アメリカ・ファースト」と異なるのは、こうした多国間枠組みを使って国際協力を進めること。かつては多国間も単独行動も、という選択肢だったが、バイデンは単独行動を止め、多国間で、という方針なのだろう。
一方で、アフリカ諸国にはワクチン接種の打ち手やアレルギー反応などを管理する医師が圧倒的に不足しています。
マラウイでは2万回分のワクチンが廃棄されています。
https://nordot.app/767757582920237056
また、アフリカ諸国では近代医学に対する不信感を持つ部族もかなり存在したり、そもそも物流網が脆弱で、ワクチンのオペレーションは都市部でないと難しいという実態があります。