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タブーに切り込め!ここがおかしい「日本の保険」
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パナマ・スエズ運河の通航料に関するこんなデータがありますよ,ということで.

毎年9月,日本船主協会(海運会社の業界団体)は会員企業が支払ったパナマ・スエズ両運河の通航料の調査を発表しています.今年も発表されました.調査結果は以下のリンクを見てください.

https://www.jsanet.or.jp/report/pdf/r20210922.pdf

調査期間:
パナマ運河:2020 年4 月1 日より2021 年3 月31 日
スエズ運河:2020 年1 月1 日より同年12 月31 日

パナマ運河では880隻の通航に対して280億円の支払い,スエズ運河では1012隻の通航に対して391億円の支払いがありました.一隻平均に直すと,パナマ運河では3182万円,スエズ運河では3866万円になります.

ただし,コンテナ船などは両運河庁が高めの運賃を設定しているため,一隻当たりの運賃はもっと高いものと推測されます.船種別の通航年のわかる中で最も新しい2018年の発表をみると,コンテナ船の一隻当たり通航料はパナマ運河で5844万円,スエズ運河で5832万円でした.