みずほシステム、異例の国管理 新事業凍結も
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みずほのシステムがどんなものかは知らないし、金融庁がどれだけ優秀か知らないが、簡単には解決できないと思う。全くの推測であるが、金融庁はシステムの改修プログラムのリリースをきちんとしたテスト結果、対象プログラムの確認結果、リリース作業の手順やリリース後の確認作業などを事細かに確認(
監視)するのだと思う。システムの機能や構成を理解する前の段階でできることはこのような基本を確実にある意味教科書通り実施させることしかない。
(不正な処理がない限り)金融庁がシステムの機能や構成について口を出すことはないと思うので、やれることは改修やリリースや通常の運用の手順を決まった通りに実施しているか、していなければ決まった通りに実施するように徹底させることだと推測する。
要は、これまでは10カ所の修正をしてテストして翌月の土曜日の深夜にリリースとしていた予定には対して、10カ所目の修正にミスが見つかり直前にリリースプログラムを差し替えて予定通りの深夜リリースを行なっていたようなことがあったとすると、
10カ所目のミスが見つかった時点で、そのミスの修正や影響調査やなぜなのか直前までミスが見つからなかったかの原因調査などを行い間違いなく10カ所の修正をリリースしても問題無いと判断できるまでリリースを延期しなければならなくなる。
そうなると、今までのようなリリース予定を立てられなくなる。
みずほにとっては、大変な作業負担になることが推測される。
勝手な推測なので、実際はどうかはわからない。が、大きくて複雑なシステムだと思うので、みずほにとっては金融庁が管理することは相当大きな負荷になると思う。でも、それをいままでできなかったのだから仕方がないと言える。
注目のコメント
新事業凍結なら、来年に予定されていたLINE BANKの設立も頓挫することになりそう。
あるいは、LINE BANKを設立して、個人部門は新銀行に分離・譲渡するかもしれない。みずほの経営判断は後手後手もいいところだ。トップは恥を知るべき。よくまあ、呑気に社長、頭取を続けて信頼回復に努めるなんて言っていたもんだ。前代未聞の展開になって、日本屈指の大企業病を患っている感が否めない。
https://www.google.co.jp/amp/s/www3.nhk.or.jp/news/html/20210615/amp/k10013085671000.html
https://news.yahoo.co.jp/articles/cf86f42c0ca26517a6d1792dde043e3faf36b944