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【新】スタンフォードから上陸。社会を変えるための論文集

NewsPicks編集部
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    プレジデントオンライン 編集長

    非常に興味深いです。書籍は英治出版から出ているんですね。ここでは「カーブカット効果」について別の視点を提供できればと思います。

    こちらに転載記事があります。「カーブカット(段差解消)効果」についてよくわかります。

    社会を動かすカーブカット効果: マイノリティへの小さな解決策から生まれる大きな変化 | スタンフォード・ソーシャルイノベーション・レビュー 日本版 https://ssir-j.org/the_curb_cut_effect/

    発端となったのは、「歩道の縁石に車椅子で乗り付け、セメントを流し込んで簡単なスロープをつくる」という運動です。これは政治運動としてはじまったわけですが、その結果、車いすだけでなく、台車、スーツケース、ランナー、スケートボードなどにもメリットがありました。論文では「経済学者であればこの効果を「正の外部性」と呼ぶかもしれない」と書いています。

    この件で、青い芝の会の「川崎バス闘争」を想起しました。

    1977年、青い芝の会の脳性まひ者60人が川崎駅前に集まり、約30台のバスに立てこもりました。これは、車いすの単独乗車を乗車拒否されたことから、それに抗議する活動でした。

    全国青い芝の会 - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%A8%E5%9B%BD%E9%9D%92%E3%81%84%E8%8A%9D%E3%81%AE%E4%BC%9A#%E5%B7%9D%E5%B4%8E%E3%83%90%E3%82%B9%E9%97%98%E4%BA%89

    いま都内では「ノンステップバス」が多く走っていますが、コストの高い低床車が広まったのは、この抗議活動以降といわれています。政治運動が社会を変えたのです。

    いま当たり前と思っている社会の仕組みの多くは、かつて少数派といわれた人たちの政治運動で獲得したものです。そしてその仕組みには「正の外部性」が備わることがあります。市場経済は万能ではありません。スタンフォード大学からそうした視座が示されるというのは、さすがだなと思います。


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    認定NPO法人D×P(ディーピー) 理事長

    コレクティブインパクトの実例として日本だと有名なのは「こども宅食」という文京区と認定NPO法人フローレンスやキッズドア、セイノーホールディングスなどが連携して動いた事例です。

    https://simi.or.jp/info/5879

    社会課題が複雑化する中で企業とNPO、自治体など様々な機関と連携していくことが必要です。弊社でもユキサキチャットという10代が6000人ほど登録するライン相談を実施していますが、全国各地のNPOや自治体と連携しています。一社では課題解決が難しいからこそ、様々な機関と手を取り合ってサポートしていく必要性があります。


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    ヴィジョナリーブランド株式会社 代表取締役社長

    「コレクティブインパクト」は、達成できた時の影響力は壮大ですね。実感するのは、ザボディショップの化粧品の動物実験反対運動。

    イギリスで創業したアニータロディックは、「企業は社会を良くする力がある」と45年前の創業時からアクティビストとして活動する中、ザボディショップと反して、化粧品業界では当時動物実験が多く行われていることに衝撃を受けます。そして、1989年から動物実験禁止運動として、Cruelty Free InternationalというNPO団体と組み、社員、お客様、取引先と様々な協力を求め大掛かりな署名活動や、動物実験反対キャンペーンを店頭でも実施。

    そして、20年以上に渡る活動が大きなきっかけとなり、2013年にEUでは全ての化粧品の動物実験禁止と正式になりました。

    それでも、まだ世界の8割の国では化粧品も動物実験は行われおり、毎年50万匹以上の動物が犠牲になっています。そのため、再び2018年にCruelty Free International、お客様やサポーターの賛同を得て、動物実験反対運動として過去最大の830万人の署名を全世界から集め、NY国連本部へ提出しました。最終ゴールは、全世界から全ての化粧品の動物実験を禁止するため。

    コレクティブインパクトは、一見壮大で時にはチャレンジ。ただし、アニータロディックも二人の子供の子育て真っ最中にザボディショップを起業し、そこからの活動です。たった一人の想いが、社員全員、お客様、サポーターと全世界を巻き込んでより良い社会を変えることができる。コレクティブインパクトの凄さとパワーは、これからの時代にますます必要だと思います。


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