河野太郎大臣がぶち上げた「年金の最低保障」が、日本経済に与える「意外なインパクト」
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注目のコメント
他の候補からは非難轟々ですが、きちんと制度設計できるならありだと思いますよ。
年金を受給してない年代の人の多くは、現状のままで年金をきちんと受け取れると思ってる人はいないはず。その将来への不安感が若年層の消費を抑制してることを考えると、制度を提示することで消費にもプラスになると思われます。
財源の話も、12兆円必要で消費税が6%上がっても社会保険料が撤廃されるならプラス要素も多いかと。無年金から生活保護を受給する必要がなくなるので、その財源も減ります。
社会保険料がなくなれば、正規雇用のハードルがひとつなくなる効果も考えられますし。
野田聖子さん辺りは「現在の制度は100年安心だから」言ってますが、誰も信じてないですよ、そんなこと。「みんな触らないようにしてるんだから、変に不安感煽らないでよ」と言ってるように聞こえました。
タブー視して臭いものに蓋をするのでなく、今のうちにきちんと議論しておかないと。いつかは誰かが負担しなきゃいけないものだから、現役世代としては負担の先送りはして欲しくない。
莫大な財源を取り上げられる厚労省とのガチンコは、政治家として避けたいんでしょうけどね。賦課式の場合は、負担者が必ずしも将来の受取が保証されていないという意味で、元々年金というより税金に近いから方向性としては賛成です。
消費税は高齢者層にも課税出来るので、世代間格差是正の観点では良いと思います。現役世代向けに低所得層の所得減税とセットでお願いしたい。
あとこの際、名称も年金じゃなくて「高齢者支援金」みたいなのに変えてしまえばいいのに。年金重視ということは、金利上昇歓迎かも知れんね。河野首相の下では黒田日銀総裁とマイナス金利と異次元金融緩和政策はお役御免かな?
金融資産が高齢者に偏るシルバーエコノミーの世の中だと、金利が上昇したほうが金利収入の増加によって高齢者の消費が増えて経済が活性化する可能性が実はあるんだけどね。