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ノーベル賞確実と言われた日本の経済学者が予言した「豊かな社会」の真実

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  • バッテリー スペシャリスト

    私も含めて学生運動やマル経といった話を知らない世代からすると、団塊の世代がどう考えて行動したのかは掘り返さない方が良い気が最近してます。知識としては知っておいた方が良いでしょうが、色眼鏡を用いないことは重要。

    ここでの「ゆたかな社会」はガルブレイスを意識したものですし、社会共通資本を維持管理することはオストロムが主題にしており、どちらもヴェヴレンに影響を受けたスウェーデン銀行賞受賞者で、自由主義経済の中心に居ながら非主流派の学者でした。

    そして宇沢弘文の「社会的共通資本」は、自然環境、社会的インフラストラクチャー、制度資本に大別され、制度資本はブルデューの「文化資本」とも不可分であり現在格差や分断という形で現れている階級闘争の原因にもなります。

    個人的には資本という言葉よりも公共財や準公共財といった「財」を使う方が、シェアリングや共有といったサービスや行為に結びつくイメージを持てます。共通や資本と言ってしまうと、天下りなプラトニズムに陥った原理主義に映ってしまう恐れがあるからです。つまり経済学者が哲学的・思想的権威を目指して権力を持ってしまうよりも、実践を行う手助けをすることの方が今はより重要なのではないか。

    そして実践のためにはGated Communityや辺境・周縁でも良いので、小さな共同体での実践を積み重ねること。たとえばオーストリアのKEM/KLAR!におけるエネルギー・エージェンシーは、宇沢の言う「第三者的なプロ(職業専門家)」としての専門的な立場と知見を用いた管理を行っています。喩えるならば「エコロジカル先富論」といったところでしょうか。

    一人も取り残さないというのも大事ですが、お互いに主張を繰り広げて、啓蒙したり、足を引っ張ったりすることに時間と労力をかけるよりは、先にエコロジーになれる場所と仲間を見つけて実現してしまうことの方が、ヴェブレン効果も発揮されてSDGsの実現を早めるのではと考えたりしております。


  • Bring Out Inc. CPO (Chief People Officer)

    制度主義=業界(資産)ごとにちゃんと解像度上げて未来を読んで最適な制度を設計しましょうってことですね。人事制度設計ににてる気がした

    全体としてその通りだと思うけど、結局難しいのは、グローバルで共有さる共通資源に対して、各国にガバナンスを効かせる仕組みが弱い(無い)ことだよね。主に環境と経済活動(格差)において

    後は如何にプロフェッショナルの質を高めて、腐敗を防ぐかかな


  • 某上場企業 内部統制部門 部長

    >さらに本書では、社会的共通資本である「農業と農村」「都市」「学校教育」「医療」「金融制度」「地球環境」について、実際の事例を採り上げ、利潤追求の市場にさらしてしまったことによる失敗や、逆に、国家の画一的、官僚的な支配に無防備に統制させてしまったことによる失敗の経緯が記されている。何でも民営化して市場原理に任せればうまくいくわけではなく、国有化して完全統制すべきでもないと主張しているのだ。


    この点は非常に同感。


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