[ワシントン 21日 ロイター] - バイデン米大統領が商務次官(輸出管理担当)に指名しているアラン・エステベズ氏は21日、中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)について、米国の国家安全保障に対する脅威と見なしているとし、状況が変化しない限り、同社に対する制裁措置を維持する考えを示した。

エステベズ氏は国防総省元高官。上院銀行委員会の公聴会で行った証言で、ファーウェイが分社化した「Honor Device」を通して制裁措置を回避していないか注視すると表明。「中国勢によるこうした策略をこれまでに見たことがある」と述べた。

エステベズ氏の発言について、ファーウェイはコメントを控えている。