J&Jコロナワクチン、2カ月後の追加接種で有効性94%
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10/31日曜22時より、山田悠史医師、稲葉可奈子医師から最新情報を直接きけることになりました。
「一青窈✖️コロワくんで新型コロナアップデート!」
@clubhouse
https://www.clubhouse.com/event/mag96Yno
注目のコメント
J&Jの最新のプレスリリースでは、以下の3つのアップデートがありました。
1)最大約150日までのワクチンの有効性の観察の結果、有効性の維持が確認され、1回接種でも数ヶ月単位までは最低でも効果の持続が期待できる。
2)2ヶ月後に追加接種を行うと、抗体価が4-6倍まで上昇し、中等症以上のCOVIDに対する有効性が94%まで増加する。
3)6ヶ月後に追加接種を行うと、抗体価が1週間後に9倍に、さらに1ヶ月後に12倍にまで増加する。(COVIDへの有効性は測定されていない。)
J&Jに関しても、今後いずれかのタイミングで追加接種の議論が進められるでしょう。ただし、追加接種が稀な副反応である血栓症の発症にどの程度影響するのかについてはまだよく分かっていません。稀な副反応は少数例の検討では評価ができないため、今後のデータの蓄積が待たれます。
引用文献:https://johnsonandjohnson.gcs-web.com/static-files/2c19f2f1-0a2b-462b-9d0f-df96b32d9ca7J&Jのワクチンは1回接種で良いという点から、米国ではワクチン無関心層や2回接種の億劫さでためらう人に対して移動車や地下鉄駅で接種を行ったりするのにちょうど良く、重宝されてきました。2回目以降の接種はどのようなタイミングがベストか、データの蓄積が待たれている状況ですが、他のワクチンでも3回目以降のブースター接種が行われていることを鑑みると、いずれかのタイミングで追加接種が必要になる見通しです。