塩野義製薬、週休3日可能に 学び直しや副業を後押し
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希望する社員が選べる制度で、大将は研究部門や工場勤務を含め、全社員の7割にあたる約4000人だそうです。
「給与は週休2日の場合の8割に下がる。1年ごとに申請し直すことが可能。仕事を身につけている最中の入社3年未満の社員と、マネジャーなどの管理職は対象外とする。」
週休３日の制度については、採用する企業が増えてきていますが制度内容は企業によって異なります。
例えばみずほFGは、労働時間は減少するが、基本給も減少するという塩野義製薬さんタイプで、週休３日なら基本給の８割、週休４日なら６割になり、理由は問われません。
【みずほが週休3～4日制 希望者、自分磨く時間に】
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO64708340X01C20A0EE9000/
リクルートは、労働時間も給与もそのままで、１日の労働時間は増加、給与は変わらず、休日を増やすという方式です。１日では労働時間が３０分増加し、週当たりの休日２.８日となる計算です。
【リクルートグループ、週休｢約3日｣に。4月から年間休日を145日に増加へ】
https://www.businessinsider.jp/post-231540
さらに日本マイクロソフトでは２０１９年８月に、生産性向上策とセットで試験的に金曜日を休暇にした結果を受け、労働時間は減少、給与はそのままという形を実現しています。主に会議の短時間化などの生産性アップの取り組みによって、収入減や出勤日の労働時間増を行わなず実施できているようです。
【「週勤 4 日 ＆ 週休 3 日」を柱とする自社実践プロジェクト「ワークライフチョイス チャレンジ 2019 夏」の 効果測定結果を公開】
https://bit.ly/3kvqD0A
注目のコメント
学び直し大事ですね。
今の人口で多い40歳代は、全員とは言わないが、大学入って遊びに勤しんでいたタイプが多く、社会人で働いているウチに企業の組織知が通用しなくなりつつある時代を経験している世代。
企業の組織知が通用しないと、前例に倣って仕事頑張っても成果が出にくくなるため、もともと学生時代の知識も薄い中で社会人になって身につけた知識も通用しなくなりつつある。
学び直さないと使えない世代になってしまう。
さらに、ミドルマネージャーが多い世代だろうから、社員への悪影響にもなりかねない世代。
週に1日はまるまる学び直しあてて、他の日も数時間は学び直しあてないとならない。
以上は、全部私の世代の話。今年、週休1.5日ですがオンラインで受講できる大学へ入学しましたが、前期は意外と何とかなりました。休みを増やさないとそれができないと考えていると意外と上手くいかないかもしれません。
私がそうゆうタイプなのかもしれませんが、時間がない方が工夫して何とかしようとできるので。
給与が減って大学の学費が増えるとなると、学び直しができる層の方が限られるので、会社での金銭的支援がないと2極化が進んでいきそうですね。自分の状況(金銭的余裕、キャリア、家庭)の様々なもののバランスを自分で考えて人生をどうプランニングするかが求められる時代になってきているように思います。あえて穿った見方をすると…
「自社での労働時間と給与は減らすが、その分をテメーの時間と金でスキルを増やして自社にタダで貢献しろ」
って言ってるようにも見えなくはない。
