三菱UFJ、米地銀個人部門を売却 米大手に8800億円
日本経済新聞
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米国市場の成長を追いかける上で、地元のスティッキーな個人預金は重要なはず。
確かに金利低下で預金の収益力(預金スプレッド)縮小はあるが、テーパリングの向こうを見据えれば、長期的には改善余地があるはず。
むしろ、OCCからの業務改善命令に係る内部管理態勢の整備を行う上での、コスト負担を踏まえての決断かもしれない。例えリテール部門単体で収益が上がらなくても、リテールを持っていない他メガ対比では良いドル資金の調達源になっていたと思っていましたが、全体の調達コストを補うだけの融資需要が細っているということでしょうか。
法人部門は残りますし、売却先のUSバンコープには出資をするようなので、今後とも他メガにはないビジネスモデルを追求して欲しいと思います。米国でも伝統的な商業銀行の収益環境は厳しさを増していて、USバンク等の大手はデジタル技術を駆使して顧客の日々の動きを具に把握して、イベントベースのマーケティングで鎬を削っていると承知しています。かつてトリプルAの格付けを誇って米国に進出した日本の銀行が次第に力を失ってユニオンバンクと競ったSumitomo Bank of California等が撤退した後も、ユニオンバンクだけは残ってた。しかしユニオンバンクと雖も遂に戦えなくなって来たということか・・・ 日本の銀行が挙って米国に進出した昔を知る私には一つの時代が終わったように感じられ、実に寂しい限りです (._.)