[20日 ロイター] - スポーツ・ベッティング企業のスポートレーダー・グループは20日、米プロバスケットボールの名選手だったマイケル・ジョーダン氏が同社への投資を拡大し、取締役会の特別顧問に就任すると発表した。

株価は引け後の時間外取引で3.4%上昇した。

スポートレーダーは今年、特別買収目的会社(SPAC)との合併計画を撤回し、新規株式公開(IPO)を通じて先週上場した。

同社はジョーダン氏の出資引き上げに関する詳細を明らかにしていないが、顧問としての任務は米国市場、商品開発、マーケティングなどに関連すると説明した。

ジョーダン氏はスポートレーダーに早くから投資してきた。昨年9月にはスポーツ・ベッティング企業ドラフトキングスの特別顧問にも就任している。

スポートレーダーはサブスクリプション(定額課金)や収益分配の仕組みを通じてスポーツリーグやベッティング運営会社、メディアなどにソフトウエアやデータ、コンテンツを提供する。顧客にはドラフトキングス、ツイッター、スポーツ専門局ESPNなどが含まれる。