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米国が3000万台調査開始、旧タカタのエアバッグ欠陥の恐れ-ロイター

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    専修大学 商学部教授

    米国市場における欠陥エアバッグへの莫大な補償が引き金になり、旧タカタは2017年6月に、1兆円を超える負債を抱えて経営破綻しています。

    旧タカタ製のエアバッグが非常にシェアが高かったため、影響が大きいといえますが、消費者に対してはすでに搭載済みの自動車部品の責任は完成車メーカーが負うため、自動車メーカー各社はさらに一層の負担が発生すると思われます。

    NP田井さんの引用には詳細が書かれています。この記事は、独占(スクープ)とのタイトルが付けられており、NHTSA(米国運輸省道路交通安全局)の文書には、「3000万台の車両には、製造時にインフレータが取り付けられていた車両と、以前のリコール修理で使用されたインフレータの両方が含まれている」と書かれています。

    「Exclusive: U.S. opens probe into 30 million vehicles over air bag inflators」(Reuters 2021年9月19日)
    https://www.reuters.com/business/autos-transportation/exclusive-us-opens-probe-into-30-million-vehicles-over-air-bag-inflators-2021-09-19/

    記事をそのまま読めば、少なくとも一部については新規に発見された不具合(不具合の新規拡大)と読め、その通りであれば今後自動車メーカー各社の財務が甚大な影響を受けると見られます。対象が3000万台と極めて大規模ながら、確証に乏しいため続報が待たれます。

    記事には以下の記載もあります。
    ・(エアバッグの)インフレータがまれに致命的な金属片を飛ばす可能性があるため、史上最大の自動車安全コールバックになった。
    ・過去10年間で、6,700万台以上のタカタエアバッグインフレータが米国でリコールされ、世界中で1億台以上がリコール。
    ・旧タカタのインフレータの故障に関連した米国での19人と400人以上の負傷者を含む、世界中で少なくとも28人の死者が出ている。


注目のコメント

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    ナカニシ自動車産業リサーチ 代表

    古い話なので記憶が途絶えている読者が多いだろう。当時のPSAN(硝酸アンモニウム)をプロペラントに用いたインフレータは湿気ると爆破のリスクが判明した。PSANを用いたエアバッグを全量リコールで取り換えることになったが、硝酸グアニジンを用いるインフレータだけでは期限の2018年末に間に合わず、乾燥剤付き(Desiccated)PASNで置き換えた部分が3000万台分あるという話だ。
    2018年12月末までに乾燥剤無しPSANをすべて取り除き、本来であれば2019年12月末までにこの交換に用いた乾燥剤付きPSANも交換を実施する計画であったが、コロナなどの混乱で話が宙に浮いていた。
    老朽化すれば乾燥剤付きPSANにも破裂リスクが高まってくるため、NHTSAとしてもどこかでは決着をつけなければならないだろう。現時点で乾燥剤付きPSANには破裂事例は無いようだ。かつHondaあたりは大昔にこの関連費用は引き当て済み。


  • ユーザベース SPEEDAアナリスト

    タカタは、民事再生法を経てKSSが買収した。
    リコールなどに伴う債権はかなりが認められていないが、追加的なものが出てきた場合にどうするかといった取り決めがどうなっているかも気になる。
    https://newspicks.com/news/2309822
    https://newspicks.com/news/2614312


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