理系分野の学生に占める女性の割合 日本はOECD加盟国で最下位
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以下抜粋の一言が全てですね。
親世代(干支二回り以上)、最低でも一回り以上上の世代の影響が大きいとすると、この問題を解消するのは何世代もかかります。男女雇用機会均等法ができて50年ですが、この50年のツケが出てきており、他の先進国の顕著な差になっています。この50年放置してきたことをまず深く認識して大きく認識をあらためアクションにつなげる必要を強く感じます。最近メルカリの山田さんが自己資金で始められている女性の理系進出を支援する取り組みは素晴らしいと思います。
・・・・・・抜粋
OECDは日本の女性の知識や能力は高いと強調したうえで「日本では女性の進路に関するイメージの押しつけが強いことに加え、身近に理系分野で具体的な目標となる女性が少ないことが影響している」と指摘しています。
参考)理系分野の女性比率
<自然科学分野>
加盟国平均52% v.s. 日本27%(最低)
スロバキア65%(トップ)v.s. 日本27%(最低)
<工学分野>
加盟国平均26% v.s. 日本16%(最低)
アイスランド39%(トップ)v.s. 日本16%(最低)
※東京大学理科一類は昔は5%程度だった記憶があります
注目のコメント
私の出身高校は、クラスの2/3が理系を志望する女子校でした。でも、ほとんどが医歯薬系を志望します。親からの圧が凄いのです。手に職がつき、地元に残れるということで、そうなるんです。大阪という大都市にある学校でしたが、これが地方都市の現実です。
もちろん私もそうでした。ただ、浪人禁止・国公立・医学部・家から通えるところという条件だとどうしても学力が足りず、農学部に進学して放浪の末今の仕事をしているという始末。同窓生を見ても、医者以外の理系の仕事をしている人はごくひと握りですね。女子の教育に投資する稀有な家庭であっても、出産しても食いっぱぐれる心配がなく、地方にも仕事がないと、なかなか医歯薬系以外の進路は許してくれないのだろうなと実感します。親世代のアンコンシャスバイアスが 今の子供達にも大きく影響している。
積極的な活動を 子供たちだけでなく親世代にも行い ジェンダーによって選択肢を狭めない世界を実現する努力が必要。 「女の子だから、、、」という言葉を聞くことのない世界がいいな。