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中村憲剛さんと、W杯を来年に控えた日本代表の現状について、深くえぐってみました。2人だと、えぐり返し過ぎてしまって、カットになってしまった箇所も多々ありますが(笑)、是非ご覧ください。
カタールワールドカップに出場し、ベスト8の目標を果たすことは、日本サッカー界にとって大きな使命になります。これだけの選手と、6大会の経験、そして32か国最後のワールドカップ(次大会以降48か国になりいろいろなオペレーションが変わるはずです)で、結果を出せないとするならば、それまでのさまざまな仮説や体制自体に疑問符が付きます。

アジアカップ優勝国のカタールもいない予選で、言い方は雑ですが、「出場して当たり前」の空気の中で、それは成し遂げられなければならないと思います。それは他国の成長を加味、シミュレーションされたうえでの「ベスト8」が目標であったはずだからです。

と、いうことで本当に窮地に立っている日本代表についてサッカー界きっての理論家ふたり、岩政大樹さんと中村憲剛さんに話を聞きました。日本サッカー界にとって大事な視点をたくさんいただき、もっともっといろいろ書きたいことがありましたが、それらは、おふたりの著書からぜひ感じ取ってください。
中村憲剛「ラストパス」(KADOKAWA)
岩政大樹「FootballPRINCIPLES 躍動するチームは論理的に作られる」(SYNCHRONOUS BOOKS)

ちなみに、ワールドカップ出場へは、この最終予選(6チームずつの2グループのホーム&アウェイ方式)10試合で2位以上に入る必要があります。3位でも他方グループの3位とプレーオフ、勝者が大陸間プレーオフに進み、勝てば出場できます。
自分は、サッカーは代表戦を見るくらいで、戦術・戦略を語れるわけでは全くない。でも本記事含め、岩政氏の言語化力・抽象化力がものすごく、マネジメント・リーダーシップ・育成論としてすごいものだと思っている。
プロスポーツはそこに賭けている方たちの純化された経験がある。だからプロフェッショナルの在り方や、プロフェッショナルチームの組織論として、ビジネス書よりよっぽど参考になる点が多い。

サッカー、特に日本代表について、肌感覚だが、日本での経営の5-10年先くらいの議論が起こっているように感じる。
代表トップにオフトが就任したのが1992年。ゴーンが日産に就任したのが1999年。トルシエが1998年から率いてトップダウンの構造改革を行ったり、そのあとは個人を重視する流れなど、トップダウン・ボトムアップを行き来している。

本記事での論点も、個々の能力が上がる中でどこまで監督がシミュレーションを伝えるかとか現場での対応力、チーム・戦略としての一貫性と多様性など、矛盾するANDをどう両立させるかという、経営やマネジメントに重なる。
短期と長期の結果両立、結果と組織のやりがいの両立。トップの方針も必要だし、個人の成長も必要だし、両方があることで、方針を協創して作れる・磨ける。そうすると、同じ方向に向かいながら、文脈が豊かになり多様性につながり、不確実なこともその豊かさで対応しやすくなる。
でも実現には時間が必要。時間が必要だが、短期的に結果も求められるし、短期で結果が出ることによって信頼や確信が生まれ、長期で取り組める現実もある。

過去の岩政氏のPickの一部もご紹介。ほかにもあるので、検索機能でオリジナル記事から是非探して頂きたい。というか、代表監督に就かないだろうか?

【岩政大樹】なぜ日本人選手は“考える”ことが苦手なのか
https://newspicks.com/news/2580071

【岩政大樹】被害者ハリルの責任、西野流「自由主義」の現実
https://newspicks.com/news/3084509

【中竹×岩政】「どうしましょう?」は禁止。部下を育てる質問法
https://newspicks.com/news/3255446

【監督力】超一流がチームを率いる時代をどう見るか?
https://newspicks.com/news/4660557
「前半があったから、後半に修正できたのであって、前半からそれをやっておけば良かった、というものではない」というコメントにハッとさせられました。
この発想とアジャスト力がスポーツにもビジネスにも重要だと感じました。
中村さん、岩政さんの率直な意見交換、楽しく読ませてもらいました。こうした議論の積み重ねが日本サッカー界を鍛え上げてくれるかと思います。
この二人の対談は、連載でも良いかもしれない。
二人が言葉のラリーをすることで、ドライヴできてると思う。
来週の試合の直前にもう一回読み返そうと思います。