世界のエネルギーのほとんどは、化石燃料です。それをすべて自然エネルギーに置き換えることはできるのでしょうか?
コメント
選択しているユーザー
再生可能エネルギーや低炭素エネルギーには、原子力、水力、風力、太陽光、地熱、バイオマス(植物を燃やしてエネルギーを得る)、バイオ燃料(植物から液体や気体の燃料を作る)など、さまざまな種類があります。
潮力発電所はいくつか稼働していますし、波や海流による発電の実験も行われています。
これらの中で、私たちが使用するエネルギーの驚異的な量にスケールアップできる能力を持つのは、風力と太陽光だけです。
5年足らずで2倍に成長したにもかかわらず、全エネルギーの2.2%を風力が、1.1%を太陽光が担っているにすぎない、とのことです。
注目のコメント
化石燃料も自然エネルギーも本質的な違いはありません.太陽から地球に降り注ぐエネルギーに関して過去に蓄積された分を使うか,今届いている分を使うかの差でしかありません.
できるかどうかはおいておいて,サハラ砂漠の0.5%にソーラーパネルを設置すれば,現在の全世界のエネルギー需要をまかなえます.現在の人間は所詮その程度のエネルギーしか消費していません.今後,人間の活動が地球にとどまる限りは,それが何倍かになるかもしれませんが,オーダーが大きく変わることはないでしょう.一方,人間の生存圏を地球外に広げるならば,より大きなエネルギーが必要となり,それに伴って地球上のエネルギー源も変わってくるでしょう.
1964年にソ連の天文学者ニコライ・カルダシェフが文明の発展度を示すカルダシェフ・スケールを提唱しました.
I型文明は惑星文明とであり,惑星で利用可能なすべてのエネルギーを使用,制御できる文明.
II型文明は恒星文明であり,惑星・母星を含む恒星系の全てのエネルギーを利用,制御できる文明.
III型文明は銀河文明であり,銀河全体のエネルギーを制御できる文明.
現在の地球文明はI型にも届いていない.