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ドイツ 連邦議会選挙まで1週間 メルケル首相後任めぐる争いに

NHKニュース
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  • 小学校教諭 フロントエンドエンジニア ヤギ好き

    メルケル首相の功績を鑑みると、誰が後任になってもリーダーとしてかなりの政治的手腕が求められそうです。


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    静岡県立大学国際関係学部 准教授

    社会民主党が支持率首位とはいえ25%程度で、単独で過半数をとる政党は無いでしょう。
     日本だと、こういう場合、全国の小選挙区で政党間の候補者調整をできるかどうかが勝敗を分けるので、選挙の前に野党連合のような政党連合を組んだ方が有利に戦えます。
     ドイツの選挙制度だと、比例代表が中心なので、選挙前に政党連合を組む必要は比較的少なくて、選挙結果が出てから第1党が連立相手を決めることになります。社民党+緑の党で過半数を超えるならそれで決まりですが、両党がかなり議席を伸ばさないと、2党で過半数は超えません。


  • 三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社 副主任研究員

    まず、最近のCDU/CSUの不人気の底流には、長期政権に対する有権者のマンネリズムがあるはずです。この点、メルケル政権とコール政権の晩期に共通点を感じます。

    他方、かつてと違うのが、対抗馬としてのSPDの地盤沈下が進んだことです。これは英労働党の推移と似ていますが、要するに中道左派から自由主義的な思想・戦略に接近した結果、SPDが政党として中道右派との特色の違いを打ち出せなくなったのです。

    SPDの凋落は大連立の文脈から語られますが、元はシュレーダー政権期に起因していると見るべきです。より言うなら、こうした中道の「一体化」は、世界的な現象であり、ゆえにカウンター的な現象として民族主義的な政党が、左右の立場を問わずに現れてきたことになるわけです。

    ただ、繰り返し指摘していますが、緑の党という環境政党(これも私は幅広い意味では左派民族主義的だと考えていますが)は、そのレゾンデートルを保つために、荒唐無稽な主張を繰り返しています。過激さを失えば、SPDとの違いを打ち出せません。

    こうした中道の一体化と、対抗政党の過激化は汎ヨーロッパ的な現象であり、その実、米国でも共和党の変質にそうした片鱗を窺うことが出来ます。我が国でも、与野党の関係に似た様な構図が見えるかもしれません(とはいえ、昔からですが)。


  • 専修大学・経済学部(国際経済) 専任教員

    ポスト・メルケルを争うこの選挙。しかし、直ぐには決まりません。
    ドイツでは選挙の後に連立交渉をするので、その話し合いが数ヶ月に及ぶことも珍しくありません。過半数を取る政党がまず現れないので、過半数の枠組みができるまで本当に話し合いが続きます。そして注意として、すべての政党が話し合いに参加するのではなく、右翼的な位置付けを持つAfD(ドイツのための選択肢)など、到底組み得ない政党もいる前提で、残りの中から過半数の枠組みを模索します。
    メルケルが退任時期を表明して2年以上(確か3年程度)経つ筈ですが、メルケルのいるCDUは後任を育てるのに何度か失敗したため、その影響がCDUは第1党を取る勢いにならないことに繋がっています。
    唯一手を組む相手として分かっているとすれば、CDUはCSUという地域政党とは手を組むということ。事実上の友党と扱われています。しかしそれ以外は分かりませんし、CSUだって首相を狙いに行く動きが無かったわけではありません。
    そして緑の党の党首格がやらかして以降、本当に混沌としてしまいました。こういう政権枠組みの話し合いは数ヶ月かかる、このことを理解して捉える必要があります。

    日本ではこうした政権枠組みを決めないで選挙し、選挙後に話し合うという事例が余りに少ないのでイメージしにくいかも知れません。
    日本で選挙後30日以内に首班指名選挙を行う特別国会は召集されますが、日本では支援者への挨拶回りのために直ぐには召集されないと捉えられているため、本当に政権枠組みを決めずに選挙して、というのは1955年の自民党結党以降だと1993年の総選挙に限られます。このときは自共以外の全てが手を組むということをとりあえず固める形で政権は成立したのでそこまでの日数はかかりませんでした。だからこそ、その当時は予想外の人が首相になりましたが、選挙結果を見ても直ぐに次の首相が誰か予想できないという経験はあまり多くありません。
    恐らく日本だと次の総選挙の後、多くの人は次の自民党総裁が首相になると分かっていて選挙しますし、選挙結果が大きく予想からずれても結果から次の首相は読めます。

    ドイツでは選挙が終わってからが本当の話し合いです。
    年が明けてからこの人にとようやく纏まった、となったとしても「まだやっていたの?」とは言わないようにしたいものです。


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