2021/9/21
【4象限】候補者の頭の中が「ひと目でわかる」マトリクス
「次の首相」を決める戦いが、熱を帯びている。
9月17日に告示された自民党総裁選には、河野太郎行政改革担当大臣、岸田文雄前政調会長、高市早苗前総務大臣、野田聖子幹事長代行の計4人が立候補した。
同じ党内にいても、候補者一人ひとりの政策は大きく異なる。しかし、なかなか候補者の思想や考え方の違いをつかみにくいのも事実だ。
そこで、NewsPicksは政治学を専門に研究する中島岳志・東京工業大学教授に話を聞いた。中島教授は独自に作り上げたマトリクスを使い、歴代の政治家を分類して自民党の解剖を試みている。
候補者4人の本質的な違いは、一体どこにあるのか。そして、より長期的な目線で見た時、今回の総裁選にはどんな意味があるのか。
ディープな自民党論を、かみ砕いてお届けしよう。
INDEX
- 政治家の「4つのタイプ」
- 岸田文雄:「煮え切らない」リベラル
- 河野太郎:典型的な新自由主義
- 高市早苗、野田聖子は「対角線上」
- 自民党の「保守本流」
- 顕在化した「政治とカネ」
- 「安倍一強」の本質
- 自民党は、どこへ向かう
政治家の「4つのタイプ」
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