沖縄版「ワクチンパスポート」アプリ開発 「水際対策に」那覇市医師会など
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注目のコメント
「国のワクチン接種記録システム（VRS）と連動させる仕組みを想定。運用へ向けVRSに接続できる県や市町村と調整中という」
問題はここでしょうねぇ。これ政府も関わる話だけに一筋縄ではいかないと思います。
個人的には一度アプリ化されてしまえばワクチンパスポート規格のスイッチングコストはそう高くないと考えていて(新しいアプリをインストールし直すだけですから)、政府のワクチンパスポートが遅れる中で一次的な対応としてこうした地域規格を用いる点には比較的好意的な評価です。
ただ問題は、ワクチンパスポートに書かれている接種情報は一応医療情報であって、その取り扱いについて国内でまとまった議論がない点は大きな懸念材料です。
EUの事例ではプライバシー保護やトラッキングの防止のため、読み取ったワクチンパスポートの内容は保存しないことが加盟国内で合意されており、証明書アプリや読み取りアプリの画面デザインについても必要最小限の情報を表示するようにガイドラインが定められています。独自ガラパゴス規格の乱立だけは
やめた方が良い気がします。
少なくとも世界規模での利用を想定して作られた、
コモンパスやIATAトラベルパスなどと
相互読取切り替え可能であれば、
海外で接種済みの人達も使えます。政府より民間が開発したものを使うほうが圧倒的に早い。
政府はオープンな仕様のみ作って、アプリは自由に開発させたらいいのでは。EUや航空会社のアプリと互換性が保てればなおよし
