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半導体不足の根本課題が解消されていないということの示唆。

半導体不足自体は、昨年末くらいから話題になり始めた。12月にPickだけ(①)、1月頭にコメントしたあたりが最初だった(②・③)。
④でコメントした点だが、半導体はプロセス産業で、生産し始めてから実際にできるまで数か月かかる。コロナで自動車含めて、すべての需要が急減。でもそのあと経済が回復する中で、最初にリモートワークや価格が安いPCやスマホなど電子機器が復活。そして時間をおいて自動車なども復活。でもその間に、キャパが電子機器に取られたり、あとはそもそも自動車は最先端より古いラインが大部分で、そこは装置などの供給も限定的なので簡単に増やせない。
そんななかで各国政府含めてキャパを引き上げようなどと色々している。それがうまくいっていれば、9か月経っているのでプロセスの時間軸を考えると一定解消されるタイミング。でもうまくいっていないということは、キャパが十分には増やせていない、装置供給のボトルネックもあるのではないかと思う(ルネサスの復旧はそれを考えると本当に奇跡…全体にどれだけインパクトあったかわからないが、復旧に回したことによってキャパに回せなかった部分も多少はあろう)。

https://newspicks.com/news/5472658
https://newspicks.com/news/5520310
https://newspicks.com/news/5523858
https://newspicks.com/news/5610545
今年は半導体不足、新興国でのサプライチェーン寸断による部品不足、原油高、中国景気の減速、LiBの安全性懸念などなどが重なり自動車業界の方は「コロナ禍でパーソナルな移動を提供する自動車需要はあるはずなのに思うように行かない」と感じておられることでしょう。収益下方圧力はかかるうえ、CASE対応にも迫られる。。。
半導体を作るファウンドリーが自動車向けで使われる旧世代の増産に全く後ろ向きであることが大きな要因としてあるんだろう。在庫積み増ししていく、と言う話もあり、自動車メーカーとしても今後、半導体の調達戦略や方針、ロット、設計プロセスなどを大きく見直さないとかなりしんどい展開になるのではないか。半導体に対するこれまでのスタンスを維持したままだと、本当に負けたくないEV領域などでテスラとかにどんどんまくられる可能性はあるのでは?たとえば、ECUなど半導体が搭載される部品の数をテスラは徹底的に減らして設計を簡素化しているがこれは既存の自動車メーカーは数年は真似できないと言っている話もある。

https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/01267/00013/
半導体不足は来年まで続くという読みですね。こうなってくると「買い負ける」企業がでてくるでしょう。企業の購買力が勝負となります。

※個人的な見解であり、所属する会社、組織とは全く関係ありません