新着Pick
77Picks
Pick に失敗しました

選択しているユーザー
米英豪のAUKUSからの排除は、安全保障だけでなく、仏製でなく米国製の潜水艦購入という経済的な損失も。
人気 Picker
6年前、フランスは日本とオーストラリア間で進んでいた日本の潜水艦の輸出事案に割り込んで契約を成立させた。2016年の契約発表の時点でフランスの潜水艦12隻、約4兆円の契約だった。フランスはこの大型契約を失ったのだから怒りはハンパではない。当時、日本がオーストラリアとの契約確実と見て安心していたが契約が幻となった事案だった。そのとき日本企業が契約していたら、今回のフランスと同様になっていたことだろう。
ある意味、国交断絶一歩手前という段階。そこまでフランスが怒ることは米豪も想定していただろうが、それでもフランスとの契約破棄に踏み切ったのは、それだけ中国の脅威を強く感じたからか、それともフランスを舐めていたのか。
フランスは、バイデン政権の「アメリカ・ファースト」を確信するに至ったのでしょう。米軍のアフガン撤退についても、フランスは強烈な不満を示していました。さらに、米国がオーストラリアに原子力潜水艦の技術を供与することにもなる、オーストラリアの原子力潜水艦配備に対する米国の支援によって、フランスがとったはずであった大型契約を切られたのです。
英国ジョンソン首相は、英国が米国とオーストラリアの間を取り持った成果だと主張していますが、英国がインド太平洋に関与する時の最初の枠組みは、やはり身内の米国とオーストラリアだということでしょう。
フランスの潜水艦契約が切られたのには、フランスにも責任があります。当初の予算は4兆円(それでも十分大きな金額ですが)でしたが、段階的に引き上げられ、現在ではその3倍近くの12兆円近くに膨れ上がっています。さらに、建造計画は全く進んでいません。
そもそも、スクリューではなくポンプジェットを使う推進方式の、フランス最新のシュフラン級原子力潜水艦を通常動力型に変えて建造することになっていますが、簡単にできるとは思えませんでした。
それでも、フランスの米国に対する不信が高まったことに変わりはないでしょう。
フランスは、もちろん欧州の国だが、インド太平洋国家であることも主張している。確かにインド洋にレユニオン島という海外領土を持ち、フランス領ポリネシアには200万人のフランス国民が住んでいる。そういう意味でも、対中包囲網を形成するなら、蔑ろにしてはいけない重要な国にはず。今年の6月もフランスのフリゲート艦と、強襲揚陸艦が沖縄の米軍基地に寄港するなど、一体となって行動していた。この潜水艦契約問題の裏事情は分からないが、もう少しうまくやれなかったのかなー。
日本から奪った奴だから因果応報ですよね。しかも遅延遅延だったみたいだし。振り上げた拳をどう下げるかに苦労することでしょう。

https://newsphere.jp/world-report/20210127-1/
純粋に理屈だけを見れば、フランスの言い分が論理的で完全に正しい。ただ、フランス側に見えていないのは、中国の脅威に対する周辺国の切実な実感だ。