野田氏、中国TPP申請「前向きに検討すべき」(写真=AP)
日本経済新聞
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BSテレビ東京の番組、WBSの討論番組に候補者4人が出演して討論をしていた。そこで野田議員が中国TPP申請について「前向きに検討すべき」と述べていた。検討すべきという根拠については示さないままで、専門知識はないように見えた。
警戒心で反論を語るのでは敵視の不安を煽るだけ。そろそろやめるべき。
ここは必要な条件を満たしていないことを丁寧に説明するのが先だし妥当策。CPTPP(USAなきTPP)はハードルが高く設定されている。その要件を中国大陸は満たせないので、条件を下げる交渉が必要になる。
一般論からすれば敵対関係にあろうがFTAを結ぶ意味はある。だからこそ日本も(敵対的な扱いをされがちな)中韓のいるRCEPに参加・大筋合意した。すが首相の(隠れた功績はともかく)数少ない「見て分かる」功績の1つがこのRCEPの大筋合意。そしてそのRCEPには東南アジア諸国連合ASEANの国は全て入っている。RCEPはもっと条件としては緩いが、だからこそ中国大陸も参加できた。
ということは中国大陸がCPTPPではそれ以外の国との貿易自由化等の関係を狙うことに他ならない。そうでなければただの妨害。
「折角RCEPがあるんだから、そちらに参加してほしい国を誘導してはどうですか?」これが大人の対応であり、この問題の答え。