新生銀行、買収防衛策導入を決議 白馬の騎士探し難航も
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発表資料(下記リンク)をざっと見ただけですが、新生銀行の主張は以下のようなものに見受けます。最終的には企業価値の向上できる説得力のあるストーリーを株主にコミットできるかですが、どちらがそれを示せるか(どちらも示せないままか)。
・時間稼ぎ: 検討の材料と時間が足りず、意見表明に向けて時間が必要
・主張の食い違い: SBIの公開買付届出書の内容や主張に対する反論
・社会の公器: 公器であるが故に慎重に判断しないと価値毀損の可能性がある
1)これまでSBIと対話を求めたがまともな対話できていなかった
2)今回の件(=公開買付)も相談がなく寝耳に水だった
3)企業価値ではなく、提携の効果、特に証券連携に焦点を当てている
4)48%は実質支配という提案は株主にとって価値既存のリスクがある
5)銀行は社会のインフラ(=公器)であり、その点を十分加味する必要がある
6)公器であるが故に、検討に時間がかかる
7)SBIに対する諸々の質問(経緯、価格の根拠、シナジーの説明含む)
<買収防衛策導入のお知らせ>
https://www.shinseibank.com/corporate/news/pdf/pdf2021/210917_Announcement1_j.pdf
<公開買付に対する意見表明留保のお知らせ>
https://www.shinseibank.com/corporate/news/pdf/pdf2021/210917_Announcement2_j.pdf