2021/9/17

【岸田文雄】「四半期決算」はもう、必要ない

NewsPicks記者
日本の「次のリーダー」を決める戦いが、いよいよ始まる。
菅首相が突然の「退陣」を表明して2週間。今日9月17日に自民党総裁選挙が告示される。
これまでに立候補を表明したのは岸田文雄元政調会長、高市早苗元総務相、河野太郎行革担当相、野田聖子幹事長代行の4人だ。
NewsPicksは出馬を表明した候補者にインタビューを申し込んだ。今日は、岸田氏の声をお届けする。
岸田氏は安倍前首相の辞任に伴って行われた前回の総裁選にも出馬したが、菅首相に敗れる結果となった。
今回の総裁選では真っ先に名乗りを上げ、自民党の役員任期を制限する案を提唱して波紋を呼んだ。
岸田氏は、自民党総裁や総理大臣になった際に何を実現したいのか。経済政策の「令和の所得倍増計画」やコロナ対策、そしてリーダー論までを聞いた。
INDEX
  • 「令和の所得倍増計画」の全貌
  • 岸田流「業界再編論」
  • 株主資本主義を改めよう
  • 所得税率は「再検討」
  • 「二階外し」の波紋
  • 菅政権のコロナ対策「2つの失敗」
  • 私こそ、求められるリーダーだ

「令和の所得倍増計画」の全貌

──出馬に際し「令和の所得倍増計画」を発表しました。改めてそのポイントを教えてください。