「共産は暴力革命方針」の政府見解、枝野内閣で変更も
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共産党の考え方は「二段階革命論」と言われるものです。
1.第一段階
帝国主義、大企業に支配された社会を打倒し、真に民主主義的な体制をつくる。これは現在の資本主義体制、選挙制度の下で政権を奪取することで行う。
2.第二段階
政権を奪取した後、資本主義から共産主義に社会体制を変更する。
現在の政党の中で、資本主義体制を否定している政党は共産党だけです。
そして手段としての暴力革命については「敵の出方により暴力革命も行う(通称:敵の出方論)」が20世紀末までは党内で使われていました。
※ただし、2004年の綱領改定から使われなくなり、2021年の党大会で改めて「この用語は使わない」ことが確認されました。
常識的に考えて、近い将来に共産党が暴力革命を起こすとは考えられませんが、少なくとも資本主義を含めた現在の社会体制を否定して「共産主義の国をつくることを目指している政党」であることは変わりません。その点について共産党は国民にしっかりと伝えるべきです。
東西冷戦が終わった後は、各国の共産党の多くは党名を変更しましたが、日本共産党は未だに「共産党」のままです。私も含めて国民の多くは、革命の手段以前の問題として「共産主義国家」には絶対になってほしくないと思っています。
立憲民主は(暴力革命の政府見解がどうあろうと)共産主義を目指す政党と手を組む意味、目的を国民にしっかり説明すべきです。完全にずれています。
ちなみに「共産主義も含めた左翼」と「リベラル(自由主義)」は全く逆のものです。民族主義的な考え方や歴史修正主義に否定的な人全てを左翼(時にはパヨク)、共産主義者(時には中共の手先)などと呼ぶ方はもう少し勉強してほしいです。
むしろ、愛国心を強要したがる人の精神構造の方が(彼らが大嫌いな)中国共産党や北朝鮮に近いと感じてしまいます。マスコミもあんだけ自民党総裁候補者に「原発どうすんの」「靖国行くの」「モリカケ再調査すんの」「夫婦別姓すんの」と聞くんだから、野党党首にも以下聞いてくださいよ。
・日米安保どうすんの?
・TPPどうすんの?
・台湾問題どうすんの?尖閣と竹島どうすんの?
上記で統一見解出せないんなら選挙目的の野合に過ぎませんよね。