【量子暗号】2030年、ビジネスはSFを超える未来を描けるか
コメント
選択しているユーザー
注目のコメント
光子1粒にビット情報を載せて、低軌道衛星から地上の受信機を狙い撃ちする。こんな技術が実証間近と聞いて、「まるで三体文明の技術じゃないですか!」と漏らしたのがこのSF対談の発端です。
対談者は翻訳家の大森望さんと、スカパーJSAT宇宙・防衛事業部の田中賢太郎さん。量子論、暗号生成、レーザーで光子の粒を射出する技術……どれか一つを取り出しても難解で田中さんにさまざまな喩えを駆使して解説していただいたんですが、こういった先端技術をさまざまなステークホルダーとともに社会実装することがどれだけ大変か。
田中さんも私も大森さんが訳した劉慈欣やテッド・チャンの愛読者なのですが、その読書体験は量子や宇宙など自分自身が経験できない理論や技術をなにかに置き換えてイメージすることを助けてくれる。この対談を経てますますそう思いました。
科学技術・フィクション・ビジネスが相互作用を及ぼしながら未来をつくっていく。そのワクワク感が伝わるとうれしいです。この記事はアーサー・C・クラークで始まる。彼の書いた「Space Odyssey 2001」は僕が生まれて初めて映画館で観た映画。小学校1年生のとき。なんと劇的な洋画ライフの始りだろうか・・・まぁ、そんなことはどうでもよろしい。
二人の宇宙人による対談です。
単純な疑問が少なくとも2つ・・・。
1)記事の中に「真正乱数」って奴が登場するんですが、これは衛星軌道上じゃないと発生させることができないのか? だからJSATなのか?
2)JSATはこの対談をSponsoredにして配信している。もちろん、背景にはきちんとしたブランディングの意図があるわけだが、そういうことをする面白い会社にJSATはどうして成れたのか?