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ハラリは確か産業革命を科学革命であるかのように表現していたが、私もこの方と同意見で、やはり産業革命は技術革命であって、さらに実際にはエネルギー利用の革命だったと思う。

人工物のシステムの科学を第三次科学革命と呼ぶという発想は初めて聞いたが、確かにブリュンの回路理論の数宇化、最近の制御理論の進化を見ていると、そんな風に呼びたくなる気持ちもわかる。

これは単に言葉の問題だが、もともと現代的な「科学」には「自然科学」と「形式科学」(数学や論理学等)があり(社会科学、人文科学などは一旦置いておく)、一般的なイメージの科学はほぼ「自然科学」の意味で、自然界に存在するものを分析・検証するものであるのに対し(つまり、実験が正解データ)、形式科学は人間が設定した前提において論理的に成立する(人間が興味あると思える)体系のことを指している。この記事でいう「人工物の科学」は、半分はこの意味だが、社会に存在する人工的システムをも対象にしているという意味では社会科学的ですらある(その場合ブリュンのアナロジーは使えない)。

結局、何を「実在」だと考えるのかで呼び方・見方は変わる。自然科学と形式科学の呼び分けは、つまり自然は実在するが形式は人間の想像上の抽象的な存在であって実在ではないという発想から来ている。しかし、一部の数学者が定理の「発見」と呼ぶように、形式的なものでもあたかも「実在」を感じている人たちもおり、例えば数学を「発見」と考える人にとっては数学は自然科学とイコールの感覚になる。

人工物のシステムが複雑化してくると、一定程度複雑なシステムの形式が実在化するので、新たな人工物の「自然科学」が実現することになる。つまり、形式科学でありながら実験が可能になるということ。

他にも、グレタさんなど気候変動に関わる人たちが気候シミュレーションを科学と呼ぶように、計算上のシミュレーション研究を科学と呼ぶようになったり、原理的に実験で証明ができないような超ひも理論の研究も科学だとみなされているように、もはや「科学」の範疇はかなり広がっている。さらに最近では、SBT(サイエンスベースドターゲット)のように、ファクトやロジックがあるだけで「科学」と呼ぶことさえ増えてきた。査読論文を根拠にすることを「科学」と呼ぶ人さえいる。

次に、システムの不確実性の根源について書きたかったが文字数オーバー
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人工物工学ってのもありますねぇ 人工物科学でもいいですけど、データサイエンスの「科学」に近い匂いがしますねぇ、科学>工学という価値観に基づいた

大場さんの仰るように、科学というコトバのカバーする範疇が、近年無制御に膨張してる一方で、工学というコトバが矮小化されて来ている事、そのイメージが若い学習者に影響している事が気になっています 記事とは直接関係ありませんが 'cause I am proud to be an engineer.

(全部読んでません)
システムって日本語で言うと系ですよね。
システムオブシステムズのように「つながる」という概念が重要なカギを握っているのだと思います。今までつながっていなかったものがつながることでシステムのあり方が大きく変わり、まったく違うことができるようになり、それがビジネスモデル変革にもつながるのではないかなと思います。