【首相就任1年】17戦6勝、地元・横浜でも大敗 「選挙の弱さ」が致命傷に
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権力の維持だけが目的なら、就任直後の高い支持率の中で解散に踏み切ればよかったと思います。それをしなかったのは、本人も何度も言っているように「仕事がしたかった」からでしょう。実際、カーボンニュートラル、デジタル庁、携帯電話などわずか1年間で多くの仕事をしました。評価は分かれますが、オリバラも開催しました。学術会議の人事は大変残念ですが。
小選挙区制で3回生以下の議員が半分近くを占める中、今の自民党は選挙恐怖症です。選挙の顔にならない面は確かにあると思いますが、やはり致命的だったのは横浜市長選でした。お膝元を押さえられず、IRをめぐって「ブレた」ことは、致命的でした。秘書からのたたき上げ、影の横浜市長、ブレない男。それまで築いてきたブランドが台無しになりました。表にはあまり出ず、影で恐ろしいことをやってくる、というイメージ戦略も首相ではあまり使えません。そこが痛かったということでしょう。
注目のコメント
選対関係者は選挙対策が仕事なので、選挙で勝てる顔が欲しいというのはよくわかります。ただ、自民党も菅政権の功績を伝える力が少し弱かったのではないでしょうか。そこの反省が当事者になければ、すべて他責(首相のせい、政権のせい)になっていくような気がします。
発信力を人気取りと解釈する人がいるけど、コミュニケーションこそ民主主義において政治家にもっとも必要とされる資質の一つではないでしょうか。