Li Jin! 今、新進気鋭の投資家として最も注目されていると言っても過言ではないと思います。Andreesen Horowitz時代に出した『The Passion Economy and the Future of Work』はスタートアップ界隈では知らない人はいない(というくらいの影響を与えた)。 記事:https://a16z.com/2019/10/08/passion-economy/
「アトリエ・ベンチャーズ(Atelier Ventures)」という名前がいいですね。ハーバード大学では、エンゲルスやマルクスの思想にも刺激を受けて、労働者としてのクリエイターの権利擁護にも熱心という二刀流感も好感をもてます。ポッドキャストも、マルクス主義経済学の「means of production(生産手段)」という言葉をもじって「Means of Creation(創造手段)」笑。
Li Jinさんをチェックしずして、この新たな胎動は語れません。
ほんの1年ちょい前までは、a16zに属してはいるものの、SNSの活動も少なく無名の投資家の一人でしたが、今年は、まさにひっぱりだこでSpotifyのダニエル・エクも明らかに彼女のアイデアに影響されています。
今年3月の特集(https://newspicks.com/news/5685141/body/)では、今のムーブメントの引き金となった伝説の記事についても図解で詳説していますので、ぜひもしよろしければ御覧ください!
クリエイターズエコノミー、メタバース、NFTは全て連関してくる。
『彼女は暗号資産関連の複数のプラットフォームに投資をするようになり、最近では分散型出版プラットフォームのミラー(Mirror)や、「メタバース(仮想世界)」のゲームコミュニティ組織を構築し、途上国の人々がビデオゲームで遊ぶことで金を稼げるように支援するイールド・ギルド・ゲームス(YGG)に投資を行った。
彼女はまた、アート作品を制作してそれをNFT(非代替性トークン)として販売するクリエイターたちとも提携している。
「世の中は不公平だから、私たちはそれを正義と公平さを実現できる方向に進めていかなければならないと強く感じている」と彼女は言う。』
今、新進気鋭の投資家として最も注目されていると言っても過言ではないと思います。Andreesen Horowitz時代に出した『The Passion Economy and the Future of Work』はスタートアップ界隈では知らない人はいない(というくらいの影響を与えた)。
記事:https://a16z.com/2019/10/08/passion-economy/
今もSubstuckニュースレターで記事を出すことがあるので要チェックです。
https://li.substack.com/
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最注目の女性投資家よりも最注目の若手投資家とかの方がいい気がしました。
あえて女性と言うのはあまり良くないし、性差関係なく注目されている投資家なので。
https://a16z.com/2019/10/08/passion-economy/
「パッションエコノミー」の名付け親。彼女自身も絵画が趣味なためか、いつもクリエイターの立場にたった発信や発言が好感を持てます。その名も「アトリエベンチャーズ」は$13mですが、集めようと思えばはるかに多くの資金が集められた人です。
クリエイターの自由と経済的安定をどう保つか。その意味でも、さまざまなマーケットプレイスサービスに注目してきたという背景が生きるのでしょうね。いまは暗号資産関連のサービス、分散型の仕組みの構築――例えば分散型出版のMirrorや途上国の人々がビデオゲームで遊んでお金を稼げるイールド・ギルド・ゲームスなど――に目を向けている点もさもありなんです。また、大手プラットフォームがクリエイター支援策を表明していますが、それも弥縫策であり、根本的な解決にならないと批判している点もラディカルで素晴らしいと感じました。
ちなみに、みんながゲームで遊んでお金を稼ぐようになるというアイデアは、東浩紀さんの「ギート・ステイト」という15年前くらいの作品が印象的でした。
やはり学ばないと。。。すごい人が世界にはたくさんいるものだ。