米加州知事リコール投票、ニューサム氏続投へ
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争点とは言えないようなものが争点化され、アメリカ史上4回目の知事リコール投票となったのですが、結果は順当だったようです。また、多くの候補者が乱立しましたが、03年のシュワルツェネッガーのような候補はなし。エルダー氏の言動は目立ちますが、あくまでも泡沫的なサイドショーでした。
エルダー氏は健康不安のファインシュタイン上院議員の後任指名を争点化してきましたが、50対50の上院の多数派が移ってしまうため、逆にこれも民主党支持者を固めた気もします。
バイデン政権の命運を決めるともいえる2つのインフラ投資法案の「ヒューマン」の方が上院で止まる中、通すのが簡単な「ハード」の方が上院牽制のため下院で人質になっている状態。上院では1票が命取りとなるため、健康状態次第でファインシュタイン後任問題も急展開する可能性もあるかもしれません。