北朝鮮 弾道ミサイル発射か 日本のEEZ外側 日本海に落下と推定
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北朝鮮が発射したものは弾道ミサイルで2発とのこと。弾道ミサイルの場合は米国の静止衛星で瞬時に探知してしまう。
先日の軍事パレードでは戦闘部隊ではなく民間機関の医療部隊、労農赤衛軍が行進した。同時期に巡航ミサイルを発射して今回は弾道ミサイルを発射。「民」「と「軍」を使いわけている。つまりハイブリッド戦略。柔和な印象を与える軍事パレードと巡航ミサイル、弾道ミサイルを発射して軍事力を誇示を並行している。これはバイデン政権と文在寅政権にとって、やっかいな新しいスタイル。弾道ミサイル2発のようです。
海上保安庁によると、1発目は日本のEEZ=排他的経済水域の外に落下したようです。2発目について、詳しいことはわかっていません。
弾道ミサイルとしても、距離が出ていませんので、高度を高くした【ロフテッド軌道】のコースかもしれません。これまでミサイル発射は、早朝時間帯が多かったですが、きょうは天候が関係していたかもしれません。台風14号が朝鮮半島南側の東シナ海に停滞し、強風域はまだ北朝鮮にはかかっていないようです。
アフガニスタン情勢めぐり劣勢のバイデン政権、首相退陣で自民党総裁選を控え政治が混沌としている日本への揺さぶりでしょうか。退任間近の菅首相が渡米して参加する24日からの日米豪印(クアッド)首脳会議の重みが増します。北朝鮮からはまだ公式発表はなく、日米韓の軍関係者からも軌道や飛距離について発表はありませんが、午後0時38分、午後0時43分に続けて二発発射したこと、我が国のEEZ外に着水したことを考えると二連装の発射機から発射された射程数百キロのミサイルということになり、時期的にロシアのミサイル、イスカンデルをコピーしたKN23か、今年3月に発射された2.5トンの大重量弾頭搭載可能な二連装戦術弾道ミサイル”新型戦術誘導弾KN23改良型”の可能性が高いかと思います。
後者だとすると、実戦配備の前に、兵器として完成度を高めるためのテストだろうと思われます。
いずれも優れた性能を持つミサイルですが、日本には届きませんので、日本への脅威度としては、今月11日、12日に初めて試射に成功したとされる、北朝鮮初の巡航ミサイルの方が上です。