日テレ「脱ステロイド」問題で謝罪 日本皮膚科学会など7団体は抗議「医療の混乱、看過できない」
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医療監修の依頼先を間違えたのか、わざとそこにしたのか...
いずれにせよ関連学会の先生方の早急な対応には敬服いたします。
なかなか難しい問題ですね、ほんと。某医師pro pickerの先生には全幅の信頼を置いています。その先生が雑誌に寄稿していてそれも信頼のおける内容ですが、同じ雑誌に完全なるデマが載っている、そしてその雑誌の出版社は漫画や他の雑誌にも様々なデマを載せ続けている。
会社ぐるみのことなのか、各部署が努力してもそうなのか、単にそういうメディア関連の個人が結構多いのか...
かといって、じゃあ何を信じれば?となるかもしれません。
結局、医学・医療においては厚労省や各学会の情報が適当な気がします。学会も名前つければいっぱい作れるので、新専門医制度に名を連ねる主要学会とその関連学会のみですが。
医師や医学会に権威を持たせ過ぎるのもどうかと思うのですが、あまりに他が酷いと、テレビや新聞や雑誌や漫画のことは、特に医学・医療については全て疑ってくださいと言わざるをえません。
この番組の回の医療監修については以前のコメントを
https://newspicks.com/news/6174163/?invoker=np_urlshare_uid2799183&utm_medium=urlshare&utm_campaign=np_urlshare&utm_source=newspicks
ちなみに適切にステロイドなどで治療した後に卒業できる方も少なくありません。そういう意味でステロイドから離れられることを目指すのは良いことです。うまく使いましょう!!
注目のコメント
この放送内容には驚きました。医療・製薬業関係者ならステロイドが両刃の剣であることは必ず知っています。ステロイドには免疫を抑制する作用があり、重症感染症の場合、外敵に対処する免疫暴走が起こった場合は、免疫を抑制しないと種々の臓器が自己の免疫システムによって回復できないほど破壊されてしまう恐れがあります。新型コロナ感染症でも、重症化した場合はステロイドホルモン剤の使用が強く検討されます。
アトピー性皮膚炎も原因の多くは自己免疫の異常であることが知られ、これを抑制するためにステロイドが使われています。一方で、免疫を抑えることによる問題(感染に対処できなくなるなど)の発生が予想されますが、その時点でどちらに重点を置かなければならないかの見極めが必要になると言われています。
一般の方に比べ、専門医は当然に多くの知識を有しており、症状を見ながら調節することによりメリットの部分を引き出し、伴いはしますができるだけ医薬品のデメリットを抑えようと考えて使用しています。
ステロイドのぬり薬についていえば、局所で皮膚の炎症を抑えることに使われ、ほとんど全身作用を有さないことがわかっています。逆にいうと、ぬり薬では感染症の免疫暴走には対処できません。
ステロイドは功罪が激しい薬であるからこそ、自己判断により病状が悪化することは十分に考えられますので、日本皮膚科学会などの学会の抗議は当然で、科学的に誤った論調が広まる前に対応されたことについては、よかったと思います。即座に毅然と抗議した学会と尽力された先生方に感謝です。それを受けて謝罪、訂正する日テレさんも素晴らしいです。もちろんはじめから誤情報を発信しないのがベストですが、誤情報を発信してしまった以上は、それを上回る熱量で訂正が必要です。日本のメディア全体がそれができるようになってもらいたいです。
謝罪はサイトにアップではなく、朝の情報番組内で1時間おきにすべきですね。
番組のサイトなんて殆どの人は見ないですから、それでは詫びたことにならないのでは。
新聞もそうですが、報じるときは大々的にやるくせに、詫びるときは小さな扱いが大変多い。
誠意は全く感じられない。