【Q&A】プロがゼロから伝授、ビジネス用バズるTikTokの作り方
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TikTok、イギリスとアメリカはYouTubeに比べて圧倒的に長い時間見られています。特にその視聴者を年齢層で見ると、これまで言われていることですが、若い世代への訴求力が確実にあります。
アメリカでは、10-19歳までの利用者が全体の25%。20-29歳が22.4%。
NewsPicksも多くの若い世代や、これまでにリーチできていなかった層を目指してTikTokを使っていますが、どうやったら最も効果的なのか試行錯誤中。動画チームと一緒に、「なるほど、そうなのか!」と勉強しながら、取材しました。B2Cマーケは忙しい!Facebook、InstagramのSNSプラットフォームの活用に慣れてきたと安堵していたマーケターからは、今度はTikTokを使いこなせばという悲鳴が聞こえてくる。それにしても若い世代は、新しいものを見つけて生活の一部にしてしまうのが超絶早く、そのトレンドキャッチの素早さと適応力には感心してしまう。
企業のTikTok活用については、マーケティング目線からだと、各企業のマーケターのクリエイティブ力を見たり、おもしろ/クリエイティブなアイデアを創作できる環境がその企業にあるのか、など少し深く掘って見るのも面白そう。
B2Bの商材を扱う企業にとっては、関係がなさそうにも見えるが、将来を担うZ世代人材への企業周知活動の一環として意識はしないといけないだろう。もっとも、目の肥えたZ世代にとって、質の悪い動画や平坦でオチがない内容であるとマイナスイメージとなりかねないため、B2C企業が得意とするストーリー性やクリエイティブのある“バズる”動画作りへの投資(適任者の選出、時間)とある程度の継続性は必要となるであろう。アメリカで50代の女性が、甥っ子から勧められたTikTokで、シワ取りクリームの効果を3分ほどの動画で投稿したところ、フォロワーが数人だったのに、いきなり2700万回視聴回数と500万回イイねでバズったというニュースもありますね。全米中でクリームが完売になったとか。驚異的な数字です。しかも、ご本人は世界中に自分の動画のアクセスがあるとは、気づいていなかったそう。
SNSの中でも、やはりTikTokの効果は、「ビジュアル的にわかりやすいコンテンツ作り」ですね。こういうデジタルのトレンドは、欧米が先行する傾向にあります。10数年前に海外ブランドのマーケティングを統括していた頃、よくアメリカ本社のPR責任者から「日本でもっとYouTubeを強化して!」と言われたことを思い出します。
TikTokの勢いはこれから増すばかり。特にZ世代へ今からリーチするには、必須なメディア。企業のTikTok戦略の重要性、増えていきますね。