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【解説】崖っぷち新生銀行に「白馬の騎士」は現れるのか?

NewsPicks編集部
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    日本協創投資株式会社 代表取締役社長

    比較的規模の大きい銀行に対する大規模出資(買収等)は、過去にはあまりうまくいっていないように見えます。古くは日本債権信用銀行、東京スター銀行に異業種からの大規模出資がありました。(90年代後半の不良債権問題による公的管理時には、不良債権の公的資金による一括処理などの公的支援がセットだったこともあるのか、JCフラワーズによる日本長期信用銀行(現新生銀行)買収などは買収者が大きな利益を手にしたと言われます。)

    異業種による銀行の経営というのはなかなか難しいのでしょうか。私も元銀行員なのでなんとも言い難いのですが、一種独特のものがあるとは感じます。基本はリスク回避に軸足を置く風土(※)、ひとりの判断で物事を決めない調整文化(※)など、一般の事業会社では「悪」とされがちなことが、むしろ普通であり当然だったりします。
    (※貸し倒れを極力避けなくてはいけない融資業務や、計算ミスや不正が許されない決済業務においては、必要なことだとも思います。)

    SBIは金融グループであり銀行業にもなじみは深いと思いますが、外部から拝見するに企業文化的には上記と真反対の雰囲気も感じられ、どう展開するか関心をもって見ております。


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    スタートアップ経営/シニフィアン共同代表

    新生銀行が証券業務のパートナーとしてSBIではなくマネックスを選んだという件、SBI側からすると「おいおい、待ってくれよ」となるのは理解できます。約1,000億円もの株式を保有しているのですから、その投資意義について株主への説明責任もあります。ただ、そのことと新生銀行がマネックスを選んではいけないことは別問題でしょう。新生銀行は新生銀行の株主価値最大化の観点で、証券業務はマネックスと組むほうが得策であるという判断は当然すべきだからです。むしろ、証券業務をマネックスと組むほうがリターンがあるのに、大株主に配慮してSBIを選んでしまっては、上場企業としての独立性、経営としての善管注意義務の違反のリスクが出てきます。上場しているからこそ、特定株主ではなく少数株主の利益保護が重要になる。

    とはいえ、新生銀行側もマネックスを選ぶ時点で、SBIがどういう「意図」で新生銀行の株式を保有して歩み寄ってきているかは当然理解していたはずですから、マネックスを選ぶことがSBIへの宣戦布告と取られかねないリスクもわかっていたはずでしょう。TOBまでのアクションが起きることを理解していたのであれば、事前に相当の準備をしていたはずですが、今回どこまで事前準備がされていたかは私は知りません。

    今回の公開買付条件が100%株式を取得するものであれば、少数株主にとってのメリットを説明する意味でも新生銀行側の「反対する」ロジックはかなり立てずらかったことでしょう。あくまでも48%までの取得に留まるわけなので、引き続き上場企業として少数株主の利益は、今後のSBI体制における経営の舵取りに依存することになる。例えば、マネックスとの提携をSBIに切り替えることで株主価値を毀損するという主張ができるのであれば、それを「盾」にしてくるでしょう。

    ・・・『週刊エコノミスト』のSBIHDの北尾吉孝社長の発言

    「突然、新生銀がマネックス証券との提携を2021年1月に発表した。SBI証券が新生銀と提携すべく新生銀と協議をすることを決め、(新生銀がマネックス証券との提携を発表する半年前から)提案しており、新生銀の担当も『SBIがいい』と話していたのに。

    その間の経緯については全く知らないが、これは何のシナジー効果もない。われわれも(大株主としての)発言権があるわけだから、今後、それを、行使していきたい」


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    東洋大学 教授

    ややこしい新生の税効果の部分を解説させて頂きました。

    ホワイトナイト・・・ないでしょうね。
    そういった可能性が視野に入っていたなら、JCフラワーズも退出しなかったと思います。


  • NewsPicks 編集部 記者・編集者

    SBIはスルガ銀行への出資の可能性も報道されており、間違いなく現在の地銀再編の中心的存在といえます。

    ただ、ビジネス環境が急激に悪化する銀行をどのように再生するのか、抜本的な再建策を提示しているとまでは言い難い印象です。SBIが新生銀とどう接していくのか、注視していきたいと思います。


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