コロナワクチン追加接種は不要、WHOと米FDAの科学者が論文発表
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そもそも、ファイザーやモデルナの2回接種するmRNAワクチンは、臨床試験の結果有効性・安全性が示されたことから接種が開始になりました。一方で3回目の接種に関しては、「3回目の接種により感染をより防ぐことができる」という十分な証拠がないまま、一部の国で見切り発車の形で開始になっています。より広い視点で見ると、3回目のワクチンを広く他の国の接種の1、2回目接種に回すことで、新たな変異株の発生を防ぐことにも繋がり、世界的にもメリットが大きくなると考えることもできます。
一般論としての印象だが日本のニュースメディアの記事タイトルは不正確や誤りが多く、結果ミスリーディングなケースが散見される。
本記事も英語原文タイトルはnot widely needed だがこのようにwidelyを切り捨てて「不要」と断定するのは限りなく誤りに近く、結果コロナという非常にクリティカルでセンシティブなテーマにおいて世間に誤った認識を与える可能性があり余計な論争、紛争を巻き起こしかねない。
これは先に米政府が今月20日からブースターショットを開始すると発表している事を受けてそれに対するけん制として「少なくとも全員に広く打つ事が十分に高い効果が得られる科学的なエビデンスは未だない」と発表したものであって、最低限の科学的根拠に基づく一部のプロファイルに対するそれまで否定しているものではない。
なお今月からシンガポールでは60歳以上かつ接種完了から6ヵ月以上経過の人のブースターショット予約が始まった。データ待ちですが、これと似た状況がカクテル療法です。ワクチン完了しているけども肥満や高齢者などがリスクという事で日本でも開始されています。酸素の不要な軽症の人に投与をしています(中等症への投与には賛成)。軽症とは全く普通に歩行して病院にくる状況です。軽症ですのでは打たなくても治る可能性がありますが、アメリカの一つの試験をベースに投与が開始になってます。こう言った場合はビジネス、お金が回る方が優先される事が多いです。インフルエンザの治療薬もそうです。日本は、抗インフルエンザ薬の代表である「タミフル」の世界消費量の約75%を占めており、2位の米国の約20%を大きく離してダントツの1位。 日本では、他の国に比べて圧倒的に多くの抗インフルエンザ薬が処方されているという事実があります。抗体療法が有効なことや必要な事は十分データから理解できますが、本当に必要な人に与えるべきです。
ワクチンは自国が完了したら、日本らしく他の国を助けてあげて欲しい。