トヨタがソフトウェア開発の"手の内化"にこだわる理由とは?
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トヨタが手の内化にこだわるのは、今に始まったことではありません。日産がギャレット製ターボチャージャーを購入してターボ攻勢をかけた時に、対抗馬となった初代クラウンターボは内製でした。ノウハウもなく内製で勝てるのかとの問いに、購入品だとコスト構造が分からないからまずは内製してみるんだと当時のトヨタエンジニアが答えていたのを覚えています。変わってないですね。
トヨタ、山本CPIOのプレゼン内容がまとめられたこの記事。記事を読んで、トヨタがクルマ造りにかけるこだわりが伝わってきました。
タイトルにもある手の内化とは「先ずは自らやってみて、原理原則を理解すること 現場で改善を繰り返し、競争力を高めること」だそう。豊田社長が実際にレーシングカーを運転されていることやWoven City構想などに現れているようにリアルにこだわり続けるという"手の内化"に全力で取り組まれていることがわかりました。
一消費者、一就活生である自分から見ても企業のリアルな取り組みを見るとワクワクするものです。トヨタのリアルにこだわり続ける姿勢にはこれからも注目したいです。確かGAFAで3万人ぐらいのソフトウェアエンジニア数だったはずなので、それと似たような桁のソフトウェア開発組織が一気にできるのですね。凄そう。
> そのために、Woven PlanetやToyota Connected、海外の開発拠点と連携し、グローバルで3000人規模のソフトウェアの開発体制を構築し、全世界でソフトウェアの開発を進めてまいります。
> グループ全体では18000人の規模になると思います。もちろんトヨタ自動車にも、ソフトウェアの内製開発を担うチームを強化してまいります。